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弟切千隼のレビュー集

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弟切千隼が読んだ本のレビューを集めてあります。ジャンルはばらばらですが、動植物関係と、神話・民話・伝説関係が多いです。
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2023年8月の記事一覧

完全版 最後のユニコーン

完全版 最後のユニコーン  ユニコーンが登場するファンタジー小説です。伝説的なファンタジ…

弟切千隼
1年前
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四つのギリシャ神話―『ホメーロス讃歌』より (岩波文庫 赤 102-6)

四つのギリシャ神話―『ホメーロス讃歌』より (岩波文庫 赤 102-6)  題名のとおり、四つのギ…

弟切千隼
1年前
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吉祥・弁才天像 (日本の美術)

吉祥・弁才天像 (日本の美術)  『日本の美術』シリーズの317号です。  仏教に登場する…

弟切千隼
1年前
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チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷

チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷  イタリアのルネサンス期に生きた男、チェーザ…

弟切千隼
1年前
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天使と悪魔の大事典 (Gakken mook―ムー謎シリーズ)

天使と悪魔の大事典 (Gakken mook―ムー謎シリーズ)  題名のとおり、天使と悪魔とについて、…

弟切千隼
1年前
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定本 インド花綴り

定本 インド花綴り  インドの植物を紹介した本です。  意外に、日本と共通した植物もあっ…

弟切千隼
1年前
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ドゥームズデイ・ブック〈下〉

ドゥームズデイ・ブック〈下〉  本書は、上下二巻の下巻のほうです。物語は、むろん、上巻から読まなければ、意味が通じません。  本作の主人公のキヴリンは、二十一世紀の英国の大学で、歴史学を学ぶ学生です。この時代には、時間旅行が実用されており、彼女は、それを利用して、十四世紀の英国へやってきました。中世ヨーロッパ社会について、学ぶためです。  着いた早々、キヴリンは、重病にかかります。下巻では、何とか、その病気から立ち直りましたが、新たな脅威が、彼女に迫っていました。

ドゥームズデイ・ブック〈上〉

ドゥームズデイ・ブック〈上〉  時間旅行を取り上げたSF小説です。  といっても、タイム・…

弟切千隼
1年前
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アーサー王ロマンス

アーサー王ロマンス  英国のアーサー王伝説について、解説した本です。  類書の中では、入…

弟切千隼
1年前
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八幡神と神仏習合 (講談社現代新書)

八幡神と神仏習合 (講談社現代新書)  日本の神さまの中に、八幡【はちまん】さまがいますね…

弟切千隼
1年前
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熱帯植物要覧

熱帯植物要覧  日本では、馴染みが薄い熱帯の植物を、紹介した本です。  熱帯の植物を、…

弟切千隼
1年前
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単位の進化 原始単位から原子単位へ (講談社学術文庫)

単位の進化 原始単位から原子単位へ (講談社学術文庫)  度量衡【どりょうこう】の単位につい…

弟切千隼
1年前
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アイヌの霊の世界 (小学館創造選書 56)

アイヌの霊の世界 (小学館創造選書 56)  アイヌ民族の精神世界について、解説した本です。信…

弟切千隼
1年前
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沖縄マジムン図鑑―みんなのまわりにいる、あんなマジムン、こんなマジムン

沖縄マジムン図鑑―みんなのまわりにいる、あんなマジムン、こんなマジムン  題名のとおり、沖縄のマジムンの図鑑です。  マジムンとは、沖縄方言で、「魔物」や「妖怪」を指す言葉です。人の幽霊も、マジムンに入ります。  沖縄には、内地とは違う妖怪たちが、たくさんいます。  しかも、これらの妖怪たちは、とても活発です。いまだに、「目撃した」とか、「あそこに出る」といったことが、普通に語られます。  こういったマジムンを、まとめて紹介する本は、これまで、ありませんでした。