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観たからこそ、タイトルに痺れた作品

私が記憶している、観たからこそ、タイトルに痺れた作品は2つあります。

1つ目は東野圭吾原作の「容疑者xの献身」
原作の小説、映画ともに物語ラストにわかる「献身」という漢字の意味に深いところで理解でき、学生時代とても興奮したものです。

2つ目は現在進行形で楽しませてもらっているアニメ「葬送のフリーレン」
今の私の一推し作品です!
原作漫画はまだ読んだことはないですが、夫がおもしろいアニメらしいと聞いてきたことがきっかけでアマゾンプライムで見だしました。

これが面白いというより深い!
タイトルの意味が何重にも伏線となり、主人公フリーレンが「葬送のフリーレン」と呼ばれる意味が理解できるのです。
これからも回を重ねるほど、原作を読めば読むほど、このタイトルの深い意味に気づかされ興奮し、自分の今の生き方を考えさせられる作品だと思います。

現代人は私ももれなく、忙しいのが当たり前の日々を過ごしていますよね。
忙しいのは自分という大切な人を守り幸せにするため。
そして自分にとっての大切な人を守り、幸せにするため。
のはずが失った時に初めて本当は最初から知っていたことを心の底から悔いて気が付きます。

”なんでもっとこの人を知ろうとしなかったのだろう
もっと話せばよかったのに何に時間を割いていたのだろう”

今、人と人の別れが本当にあっけないほど、急に訪れます。

今年の1月に父を亡くし最近も大切な人を亡くしたことで、私たちの命は有限だと痛感したはずなのに、人間の記憶は曖昧で適当で都合よく忘れてしまう生き物です。

なにを自分がしたいのか、何をして周りを幸せにしたいのかを日々考え、
生きる意味、死後の意味をもっともっと研ぎ澄まし考える必要があると、フリーレンやフリーレンと関わる人々を見ては思い出し考える時間を、夫と共に観ることで私はこの作品からもらっています。

ぜひ「葬送のフリーレン」を見て、もしくは読んで”生”と”死”をセットに考えて一緒に楽しんでもらいたいです。

ぜひ観た方はあのシーンのここよかったたよねー!
考えさせられたねー!と意見交換いたしましょう ^^

少しでも気になったならぜひぜひ、観てください。


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