新たな一歩のために手放したもの

8月に入り溶けそうな暑さが続きますね！

今日は一つ手放したことのお話です。

先月末に3年5ヶ月働いた産婦人科クリニックを退職しました。

同じ場所で働き続けることも素敵だけど、自分がメンバーの上の方に居て、融通を利かせやすい位置に居ることを卒業しなければ、新たな一歩が踏み出せないと考え思い切って離れることにしました。

正直働き出した時は、コロナ騒動が始まった直後に加え、上の子が４歳で下の子が1歳。初の保育園に預けての生活で3年以上も働けるとは思ってもみませんでした。

5年のブランクを経て産婦人科クリニックで働き出した初日は、医療の現場に復帰する私への洗礼のように流産の処置につかせてもらいました。

「命の現場に戻ってきたんだぞ」「生半可な気持ちではやっていけないよ」とお母さんと赤ちゃんに教えてもらっている気持ちになり、涙を堪えながら2人の姿を見つめたあの日は忘れられません。

退職の日までいろんな試練を乗り越えられたのも家族の支えがあり、素敵な同僚や勤務の融通を効かせてくれた職場のお陰です。

たくさんの方に支えられ患者さんの「ありがとうございます」のお声。
赤ちゃんの鳴き声。エコーの赤ちゃんを見つめるご家族の眼差し。予防接種で泣きべそながらもバイバイしてくれる子どもたちの顔。私には患者さんと関われる日々どれもがご褒美でした。

どんなに疲れても、私は人と関わりお役立ちできることが本当に嬉しく、自分自身が喜ぶことが何かを教えてもらいました。

勤務最終日には自分の仕事を終えるとき、最後まで全うする事が自分にとっても相手にとってもいかに大切かを身をもって体験しました。

どうしたら一緒に働く人がやりやすいかを考え行動してきたことは間違っていなかった。スポットで見れば報われない日もたくさんあった。でも真摯に向き合ってきたことは全員ちゃんと見てくれていたことが最後に答え合わせのように伝わってきました。

最後まで頑張って、頑張らせてもらえる自分でやり切れてよかった。

看護師の仕事は大好きなのでタイミングとご縁があれば働きたいですが、一旦休憩して看護師以外のホッとマインドメーカーとしてコミュニケーションで悩む方のお役に立てるよう頑張っていきたいと思います。

産婦人科クリニックで通ってるクリニックでは聞きにくいけど、ちょっと心に引っかかているお悩みなんかも教えて貰えば、お返事させてもらいますので看護師バージョンのもりたまみも頼ってくださいね。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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