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茜色の帰り道 #6

二人歩く茜色の空の下
公園からの帰り道
君の目にはどんなふうに映るかな?
それが優しくあればいいな
無邪気に笑い僕を呼ぶ声や足に纏わる小さな腕
すべてがとても愛しくていつまでも離したくないんだ
こんな幸せな日がずっとずっと変わらずにやってきますように
君がいてくれるだけで夕日は優しく僕を明日に連れて行く

10月の夕暮れ少しだけ寒くなったな
楽しかったかい?明日も来ようね
小さな足で歩く一歩ずつ一歩ずつ
まだ僕は君の隣を歩けるんだ
いつしか今日でさえ思い出たちの一枚に変わっていき
純白を纏った君がいてこの手から巣立つ日が来るんだ
今日の帰り道のように一歩一歩ずつ歩くのだろう
きっと涙しながら手を離し彼に託すのだろう

こんな幸せな日がずっとずっと変わらずにやってきますように
君がいてくれるだけで夕日は優しく僕を明日に連れて行く

紫に染まる帰り道の空
もうすぐごはんだ
ただいま。おてて洗おう。

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