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飛ぶ鳥跡を濁した(三ツ星スラム卒業文集)

私はもっと、友達によりかからなくてはいけないな、と思った。

今日は、ずっと思っていたストレスをたぶんあんまり良くない形でぶちまけて、私はどうせ誰もそんなに反応しないだろうと思ってたのだが、なんか思ったより沢山の人を巻き込んで、時間を神経を搾取しまい申し訳なくなってしまった。

長く関わってくれた人からぶちまける前に相談してほしかったと言われ、そうすべきだったと思った。私がうまく言葉にできなかったことを私よりもずっと上手に表現してくれる人が何人もいて、なんでプロに頼らなかったんだろうと、自分のことも他人のことも過小評価していたなと思った。傲慢であった。

そして、あまりにもサクッと私の言いたかったことや言ってなかった気持ちが察されていて、想像以上に他人に理解してもらってて、不謹慎だけど嬉しすぎて泣いてしまった。

私は、もっと人を信じなくてはいけない。疑心暗鬼になったときほど。世界は思ってるよりずっとキレイだ。人に本心で関わるのが怖くて内側に閉じてしまうことは、逆に人を悲しませる自傷行為なんだということも分かった。

私はコロナが流行りだした2020年からプロおごのオンラインサロン(三ツ星スラム:以外、スラム)にいた。入った時は会ったことないタイプの人がたくさんいて、毎日のように新しい発見や人とのつながりがあり、それまで仕事以外での人間関係をまともに築いて来なかった私にとってはすべてが新鮮だった。

コロナが明けた昨年頃から、スラムの舵を取ってきた伊予柑さんもぷろおごも忙しくなり(憶測だが)、スラムのインフラはゆっくりと崩壊していった。仲良かったメンバーの多くは独立に近い形でスラムをやめていき、残ったスラムはいつの間にかあんまり好きじゃないノリの場所になっていた。

辞めようと思うとスラムでしかつながってない人たちの顔が浮かぶ。せっかく知り合えたのに繋がりがなくなるのはさみしいなと思った。名残はそれだけしかない。あとは伊予柑さん独自の研究結果のつぶやきがとても面白くて好きだった。それは今後もマガジンで片鱗を見られると思うのでこれからも楽しみにしてる。


今回の失敗を良かったとは思わないけど、スラムを辞めてから取り組むべき自分の課題がかなり明らかに見つかったのでそれをちゃんとクリアしていく。年に何回かやってしまうこれはあとから来る自分へのダメージも多大なのでホントに減らしていきたい。爆発前のフローチャートでも作ろうかな。

失敗するたびに私は本当に変わらないなって思って落ち込むし、成長を感じるたびにスラムありがとうって思うのを繰り返している。強くなりたいと、そうずっと願っているのは、私が弱いからなんだろうと思う。スラムの環境が変わってから、自分はスラムのインフラの中で活かされてたんだと、改めて自分の弱さと思い上がりに気付かされた。

強さとは自己理解だと思う。スラムに入る前よりはだいぶ強くなったと思う。前は友達をおうちに呼ぶのに丸一日掛けて脅迫的にお掃除し片付けしてたのを、多少散らかってるおうちに友達を呼べたり、失敗を人前で話したりできるようになった。前は自分を罵る心の声に言い返せなかったのも「うるせぇ!黙れ!」って言えるようになった。私に必要な強さとは、自分の弱さを認めて、自分が取り返しのつく加害をすることを赦すことなんだと思う。もっとそれをできるようになってちゃんと自分の心も相手の心も守れるようになりたい。

私の中の厳しい私は1ミリも他人を加害したくないと非現実的なことを思っている。だから、一人でいると加害する相手が誰もいないので、とても安心する。それゆえすぐ孤独になる方に逃げようとしてしまう。でも一人はさみしい。抑圧が溜まると、弱い私が爆発して、望みとは正反対の結果の今日みたいな失敗をしてしまう。バランスをとりたい。

スラムを辞める一番の理由は、ここ半年仕事とリアルの交友が忙しすぎて疲れており、心地よい可処分時間が欲しいからです。

さいごに

スラムの人たちがこのnoteを読むかどうかは分からないけど、最後の最後に場を濁してしまったこと、本当にごめんなさい。飛び立つの下手すぎました。
スラムのお陰で離婚しなくて済んだし、収入も●倍くらいになり、家も建てられて、実家の家族のピンチもなんとかできました。本当に感謝してます。また、こんなコミュ障でも友達たくさんできたので、スラムに残ったみなさんにも友達がたくさんできて楽しく幸せな生活を送られること、スラムの外からお祈りしてます。仲良かった人も仲良くなかった人もイベントバーとかで会ったときには思い出話とか近況報告とか出来るととても嬉しいです。

ありがとう
ありがとう

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