舞台感想　OSK日本歌劇団　レビュー　in Kyoto

2024年7月24日 09:31

京都南座でOSK日本歌劇団のレビューin Kyotoの千秋楽を見てまいりました。

なんと、今回は桟敷席！！！
芸妓さんや舞妓さんが良く座っている南座の桟敷席！！
靴を脱いで入るので、まさか正座！？と焦りましたが、掘りごたつみたいに座れるようになっているので、大丈夫です。

花道が目の前に見えて、目線が高いので演者が近くに見えます。
きゃあ、幸せ！

作品は、荻田浩一演出のBAILA BAILA BAILA南座バージョンです。
安倍晴明や九尾の狐が出てくる和風のショーとラテンやデュエットダンスなどの洋風ショーに笠置シズ子さんのブギウギのメドレーなどが組み合わされた華やかなショーです。
NHK「ブギウギ」でも目にした胡蝶の舞もフルバージョンで見られたし、とにかく演者のキラキラのパワーを浴びることが出来て、本当に楽しかった！！

和風ショーの中では「白鷺の城」の愛ちゃんと松本先生のシーンとか、「WELCOME TO　TAKARAZUKA」のれいこさんとおだちんのシーンとかを思い出すようなシーンがありましたね。やはり荻田先生の演出ということもあって、宝塚のDNAが感じられます。

OSKは経営的にも色々な苦難を乗り越えてきた歌劇団だけど、NHK「ブギウギ」で注目されてファンも増えているのではないでしょうか。
頑張ってほしいなあって思います。

トップスターの楊さんは、もうキラッキラ！　南座最後ということもあるでしょうが、もう発光しておられます。
そして「ブギウギ」で橘先輩を演じた翼和希さん。次のトップさんは発表されていないそうですが、恐らく次のトップは翼さん？って感じるスター感でした。
まさお似だわ、なこちゃん似だわ、ありちゃん似だわ……ご一緒させて頂いた方が皆さん宝塚ファンなので、タカラジェンヌ似のスターさんに注目したりして、皆さんでプログラムを覗き込みました。
少しづつ、OSKの出演者のお名前も覚えなくっちゃね……

桐生麻耶の寅さんコスプレが、めちゃめちゃ似合っていてびっくりした。
モテモテ寅さんという設定もユニークだったな。
ちょっと、別格の存在感があって、宝塚でもそうですが「専科」の存在って、劇団にとって大切だなあって感じます。

トップスター楊琳さんと、娘役トップスター舞美りらさんの南座ラストステージということで、サヨナラショーも行われました。

本当に、楽しくて、エネルギーの頂ける観劇で大満足でした。

観劇後、南座の中のなだ万で稲庭うどんを頂きました。