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感情のこと

昨日書いた 泣くことと怒鳴ることとは同じこと への反響を意外ともらってなるほどなぁと思っています。

感情に関することというのは誰もが興味があることなんだなと。

そして泣くことではなく「怒ること」「怒鳴ること」へのコメントが多かったのも興味深いです。


私はいくつかのメソッドを学んだり実践して自分なりに納得したのは

・湧き出る感情をコントロールしようとすると無理が生じる。
・湧き出た感情をどう処理するかということに着目する。

ということ。


なぜこの感情が出てきたかを見つめることで自分のものの見方がわかります。同じ事実があっても感じ方は人それぞれなので。
そして見つめてみると比較的シンプルな自分のものの見方に行き着きます。

そして自分でこうありたいというあり方を自分で決めること。
他人ではなく自分がどうあるかを選ぶか。


例えば、怒りというものをどう処理するか。
自分は常にご機嫌でいたいというあり方を選ぶなら。

些細なことでいうなら、雑踏でぶつかってきた人がいた時に

「いてーなー!おいっ!謝れよ!」と反応します。
まぁ無視されるか言い合いで済めばよくて、ひどい時には喧嘩に発展するというのはなんとなくわかると思います。
この時、自分はご機嫌になれるかというとおそらく否。

では、何も言わないで自分の中にためておくと・・?
これはこれでスッキリしないモヤモヤが残ります。
ご機嫌でいられるわけなんてありません。
行き場のない感情をSNSに呟いちゃったりするのもこの流れかもしれません。

こういうことって正解はなくて、どっちが正しい、間違っているということが明確でないからご機嫌になるのは少し難しいと思います。
だってどちらも悪いと思っていないから。


で、じゃぁどうやったらスッキリするかというと、各々のやり方を考えるしかないとは思うんですが、基本がひとつ。

「変えられるのは自分だけ」

ということです。


元々超短気で、瞬間湯沸かし機のごとく怒りまくっていた、むしろ最初の「おい!謝れよ!」というタイプだった私がご機嫌でいるためにと考えて出てきたことなんですが

「あーあの人うんこ漏れそうなんだなぁ」

という見方をするんです。

そうすると、あらびっくり!

「なら仕方ないか。」と溜飲を下げることができるわけです。温かい目で見れるようになるわけです。わだかまりもないです。スッキリ。この場で終わり。

というように自分の見方を変えただけでスッキリご機嫌に過ごせることもできることを体験しています。


もちろん、仕事の面で言ったことをやらない、契約と違うという様々な面もあり、その都度「えー!」って思うことは思います。

ただ、相互作用だよねぇということを踏まえて、自分の見方とやり方を変えていくしかないと考えて、早めに対応することにしています。

思ったことを溜めて怒りになるまえに淡々と伝えて、差を感じたら早めにギャップを埋めること。相手の出方を待たずにどんどんこちらから調整していくこと。

もちろん、誰と付き合い誰と付き合わないという選択もします。

差を感じたらと書きましたが、怒りの一つの要因は「ギャップ」。
理想と現実の差が要因だと思います。
これは言葉の認識や行動の違いからも起きること。
なのであれ?と思ったらその差を埋めていくことで怒りに発展することは少し防げると思います。


いろいろ書いたけど、私的にはやはりどんな状況でも怒鳴ることは、正常な対話はできない状況だと思います。

その前にできることはたくさんあるのではないかなと思うし、怒鳴る方法以外にも取れる方法はたくさんある。

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