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湧き出る悔しさ

昨日早く寝るためにやったもろもろが功を奏して朝3時前に起きてドキドキワクワクしながら見始めた代表戦。

前半を0-0で折り返し、後半に入り立て続けに2点を先取してから2点取られ、最後は延長戦かと思うアディショナルタイム残り数十秒で1点追加されて3-2での敗戦。流れ的には勝てた可能性もあったと思う。
日常的にサッカーを見ている身としては2-0は怖いスコアということもわかっている。でもそのまま勝つことも十分にできるスコアでもある。

今回ベルギーはFIFAランクでも日本よりずっと上。むしろ優勝候補の一角。
今日の試合も日本が勝つのは難しいかもしれないという見方が大半だったと思う。「でも何かやってくれるかも。勝つかもしれない。なぜならそれがサッカーだから。特にトーナメント戦では何が起こるかわからない。」という人も多かったと思う。私も万が一があるかもしれない。でも可能性としては低い。けれとも頑張って欲しい。という複雑な気持ちで見ていた。

なので2点先取した時にはびっくりして嬉しくて叫んでしまった。

最後アディショナルタイムでの劇的な敗戦。ここを乗り切っていたらとか2点を守れていたらと思うけど、取られた得点は防ぐことが難しいものだったし、最後の1点に至ってはストライカーがスルーしてドフリーにさせての得点だった。ここでこれやられちゃったら仕方ないや。という反面、終わった時に「悔しいなぁ」という気持ちが込み上げて来た。

私たちが子供の頃はW杯なんて夢のまた夢だった。
初めて出たのが1998年と考えると、もう大人になってからで、その時も「日本は強くなったんだなぁ」と思った。

サッカーを日常的に応援しはじめてからは2度目のW杯。
でも前回はあまりちゃんと見ていなかった。自分が普段見ているサッカーとの違いが大きすぎてなんか別の世界の話のようで。

今回はかなりしっかり見て日本以外のサッカーもたくさん見ている。それは自分が少しサッカーの見方や楽しさがわかって来たからなのか、タイミングなのかはわからないけど。決勝まで見ると思う。

話を戻すと、今までは「悔しいなぁ」と思ったことはなかった。

今回はふっと「悔しいなぁ」と思えたというのは、勝てるかもしれなかった。その可能性がなくなって悔しいということだと思う。そういう気持ちが湧き上がるというのは、やっぱりそのレベルに近づいて来たのではないかなと感じた。

直前にあったドタバタは納得はしていないけど、選手たちはがんばったと思う。4年後、「悔しいなぁ」という思いからどんな思いに変わるのか。また自分の見る目も養って行きたいなと思った今回のW杯でした。

しかし乾選手のプレーは好きだわー!

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