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講師の力量は、質問応答力で決まる!〜スクール選びのコツ

講師の力量というのは、「質問応答力で決まる」と思います。質問応答力とは、生徒から何かを質問されたとき、それに対し、いかに答えるか、ということです。

実は、私、これがとても苦手と思います。質問に対しどう答えるか、が苦手、ということではなく、(これは相当得意、と思います)質問されたことに対し、もし、「わからない」ということがあったとしたら、その、「わからない」ということに対して、「わからない」と言えない。異常に反応してしまう、という質があるからです。

小学生の頃、「これって、どういう意味?」みたいな質問をされると、私は素直でないから「わからない」と答えることができず、いつもわかったふりをして、家に帰って、当時は、百科事典などを使って調べて、あたかも最初からわかっていたふりをしていた、ということをしてきました。

基本的な質がそうだから、今でも、「わからない」ということに対し、「わからない」と言えない質がある、と思います。けれど、講師業を始めてすぐに、「わからない」ことを「わからない」と言える勇気を持とう、と思いました。

これは私にとって、相当なチャレンジでしたけれど、「わからない」ことを力づくで言いくるめようとか最もらしい何かを言わない。そう決めました。

これは講師になりたての、かなり早い時期だったと思います。

私は当時20代だったし、経験もなかったし、専門学校の生徒さんとは、わずか何歳かしか違わなかったから「わからない」ことを「わからない」といったら舐められる、そう思っていました。

けれども。「わからない」ことに対し「わからない」という勇気を持とう。そう思って、ホントにラクになったのを覚えています。そして、これを言えるようになって、生徒さんたちとの距離が、確かなものになったのもわかります。

と同時に、ものすごーーーーーーーーく勉強もしました。

いろいろな講座を受けていて思うのは、講師を選ぶ(!)基準として「質問応答力」があります。講師業をしてみるとわかりますけれど、自分が用意してきた内容をしゃべるのはそう難しいことではありません。もちろん、準備はそれなりに大変ですけれど、自分が準備してきたことをしゃべるのはその範囲内でできるからです。

一方で、質問を受けつける、というのはかなりの力量が問われます。まず、質問の範囲が自分が知っていることとは限らない、ということ。そして、ボールが飛んできたとき、自分がどう答えられるか、という力量が問われる、ということ。

質問に答える、って、実は、自分に自信がないとできません。

自信がないときは、一切、質問を受けないに限る。

けれども、自分が全く用意していない、予知していないことに答えるときこそ、講師としての真価が問われ、また、鍛えられるときでもあります。

私が今習っている先生は、「質問を受けるのが大好き」で「質問で自分が生きている」という。先生が、習っている時分にはとにかく質問魔だったという。質問しまくったという。そして、私も、かなりの質問魔なので手ぶらで講座に行ったことなどなく、5個も10個も質問しまくるわけですけれど、その先生のすごいところはどんな質問にも答えること。そして、答えられない質問に対しては「5年後に同じ質問をしたら応えられると思う」ということ。あるいは「それはあなたが研究してボクに教えて」ということ。そんなこと、なかなか言えない。だからこそ、「この先生に学ぼう」と思う。

以前、私がある講座を受けていて、その講師に質問をしたら、最初は「いい質問ですね」と答え始まったのに、まったく答えになってないから「私が訊きたいのはそういうことではなく、、」と言ったら、逆切れされて「その質問は愚問です」って言われたとき、コイツ、サイテーだな、と思いました(笑)。

スクール選びで迷ったらまず、講師に質問したらよいと思います。

\勉強する時は、手ぶらで行かないほうがいい。持ち物は「質問」/

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