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魔法。

ガッツだけでやるには限界がある。

作戦らしい作戦も立てず、荒野にTシャツと短パンで旅行に来たかのような

よく言えばラフに、悪く言えば舐めきっていたのだと思う。

ヒマならヒマなりに

あーだ、こーだ。あーでもない、こーでもないとロクでもない事ばかり考えて、考えて考えて落ち込んでがんじがらめになる。

胃酸が沢山出て『胃酸がお金に変われば金持ちだよな、わたし』とかしょーもない、クソみたいな1人ボケ。面白くもないし。最低だ。

そんな最低な日々でもキラキラと発光体のように、たまにお客様も来てくれる。

久しぶりの人間だ、とばかりに来てくれたお客様との別れは寂しい。だからいろいろとお話が、弾むとこれはエンドレスになる。

何屋かも知らず営業に来る人もいれば、

わざわざあの恐ろしい階段の奥までお弁当を買いに来てくれる人もいて

そんな出会いでモヤモヤしてた事が一つずつクリアになっていく。

1人で閉じ籠る仕事は本当に悩みとか迷いが一番の時間泥棒。

そこをサクッと第三者が来て話すうちに納得したり、後押しされたり。

不思議な魔力はやっぱり人間力だと思う日々です。師走そっちのけでヒマな毎日ですがお陰様で楽しくサバイブしてます。

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