源氏物語「宿木巻」を読む

 今日は午前中にゆっくりできるからと作業を後回しにしてしまったが、これはまだ許してほしいもの。とりあえず、11時になって作業にとりかかることができてよかった。さて、今回は「宿木巻」である。情景描写を紹介したい。



枯れ枯れなる前栽の中に、尾花の、物よりことに手をさし出でて招くがをかしく見ゆるに、まだ穂に出でさしたるも、露をつらぬきとむる玉の緒、はかなげにうちなびきたるなど、例のことなれど、夕風なほあはれなるころなりかし。



 想像することができる景色ではあるが、表現が本当に美しい。露の玉を貫きながらはかなげにうちなびく、、生き生きとした表現である。



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 このまま、書き続けよう。がんばれ私。

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