ぺこらの挑戦#38 新しい挑戦
【注意】本稿は筆者の独断と偏見に基づく何ら根拠のない憶測である。
日ごろから忙しいアピールはしない兎田ぺこらであったが、さすがに10月～年末にかけてはかなり多忙であるらしく、「怒涛」と表現していた。
そういった厳しい状況の中でも配信頻度を全く落とさないところがぺこらのぺこらたる所以であろう。
ただ、いつものようにあちこちに手を広げる余裕はさすがになかったようで、本人も嘆いていたが11月後半はFGOとポケモンが大半を占める配信状況となった。
記念ライブへのゲスト出演の数を見ても、10月～11月の労力（ダンスや歌の練習、収録など）の多大さがしのばれるが、むしろこのような多忙な時期に土日配信を再開し、裏作業の労力が発生するポケモンを始めたという事実が、ぺこらの配信にかける情熱を端的に表しているのではないかと思う。
昨年に比べて配信を休むことも増えたが、それは声帯結節の再発防止に必要な措置であり、むしろまだ休みが少ないとさえ言える。
そういった状況にあっても、ぺこらは新たな挑戦をいくつも並行して進めていたというのだから、彼女の構想力・企画力・バイタリティには驚きを通り越してもはや頭が下がるほどの思いである。（こういう企画を進めて来たからこそ多忙であったという側面もあるかもしれないが、それはまあ卵が先かにわとりが先かという問題だろうw）
一つ目の新しい挑戦は前回とりあげた「兎田ぺこら初公判」だ。
これまで誰かがやっていそうでやっていなかった「VTuber＋法廷画」というコロンブスの卵には新鮮な驚きと高い期待感があったし、配信された内容も期待を裏切らないどころか期待を超えて非常に面白いものであった。
そして二つ目の新しい挑戦は12月3日配信の200万人記念配信「兎田ぺこらがやってみた」である。
ぺこらがやってみたかったことにチャレンジした模様をテレビ番組風に構成したものだが、ナレーションに有名声優を起用したことと相まって非常に質の高いバラエティに仕上がった。
これはマリン船長も語っていたが、ぺこら本人に明確なビジョンが見えていなければ、このような面白い番組に仕上げられるはずもなく、ぺこらの人を楽しませる能力の高さを改めて示したものであると言えよう。
事前に「重大告知」と銘打った配信枠をとって期待感を高め、200万人記念配信を自ら盛り上げていくやり口も、三周年記念配信直前のコラボウイークや三期生ライブ直前の歌枠リレーなどと同様に、リスナーの期待感を高めることによって本編の楽しさを増幅する術に長けたぺこらお得意のエンタメであると感じた。
それにしても、やってみたかったことに体当たりでチャレンジして、自らも楽しみ、リスナーも楽しませるという「Win-Win」の典型のようなこの配信は、「虚」ではなく「実」をもって楽しませるエンターテナーぺこらのまさに面目躍如といったところだろう。
三つ目の挑戦は「いいわけバニー」のアニメーションMVだ。
「ぺこらんだむぶれいん！」のMVは1番だけだったが、今回は一曲まるごとMVにしてきた。
曲のイメージにも合っていて非常にかわいらしいので視聴をお勧めする。
そして四つ目の挑戦はツイッターのサブアカウントの立ち上げである。
11月10日、サブアカはこのネタから始まった。
なんだね君たちは
— うさぎの裏垢 (@uraakapeko) November 10, 2022
配信でサブアカを開設したいが、いろいろと面倒な条件があるようなことを言っていたのでやらないかなと思っていたら、あっさりと開設し、以後喜々としてツイートを楽しんでいる様子だ。
巷ではインフルエンサーともてはやされ、本アカウントで配信休みの連絡をツイートしただけで、「了解ぺこ」がトレンドインしてしまうという状況の現在、本アカウントでは影響力が大きすぎて言いたいことが思うように言えなくなってしまったのだろうと推測する。
その分、登録者数が本アカウントの10分の1であるサブアカウントならば、まだある程度は気楽にツイートできるということなのかもしれない。
最近では、サッカーワールドカップの観戦ツイートがリスナーの間で好評である。
ホロライブではYoutubeでワールドカップの同時視聴配信は行えないようだが、ワールドカップを観戦しながらぺこらの観戦ツイートを一緒に見ることで、実質的に同時視聴の味わいが楽しめるというわけだ。
ぺこらのサッカー好きは前から知られていたが、ワールドカップでサッカー熱に火が入ったようだ。
操作はままならないながらもFIFA23で日本対クロアチアの代表戦をプレーし、日本代表の応援と試合前の盛り上げに一役買っていた。
サッカー好きな筆者としては、本番前に模擬戦をやるのは非常に楽しいことなので、ぺこらはサッカーの楽しみ方がよくわかっているなと嬉しく感じたものだ。
ぺこらいわく、この12月にまだ重大発表が二つ残っているらしい。
登録者200万人到達で満足するどころか、次々と新しいことに挑戦し続けるぺこらからは今後も目が離せないようだ。
次はどんな楽しいことを仕掛けてくれるのか、想像の（あるいは妄想のw）翼を広げつつ、これからも続くぺこらストーリーを楽しませていただくこととしよう。