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ぺこらの挑戦#4 配信を増やせ

【注意】本稿は筆者の独断と偏見に基づく何ら根拠のない憶測である。

ぺこらは配信が趣味だという。配信がないと生きていけない体になってしまったとも。我々リスナーは毎日の配信で、ぺこらからたっぷりと元気をもらい、ぺこらはリスナーと交流することでストレスを解消する、ウィンウィンの関係。そして、今日も今日とて配信モンスターぺこらは、何時間もの配信で我々に楽しい時間と寝不足とをプレゼントしてくれる。ぺこらの配信欲は今やとどまるところを知らず、長時間配信は当たり前、何なら二回行動すらよくある話、ということになりそうだ。

そう、ぺこらの次なる施策は配信時間を増やすことである。ランキング上位にランクされるストリーマーたちは、垂れ流しに近い超長時間配信が多いという分析から、ぺこらも配信時間を増やしたいということは機会があるごとに言っていた。しかし、どうしてもしゃべりたくなってしまうぺこらと垂れ流し的な配信は相性があまりよくないこと、配信時間があまり長くなりすぎると、全部をリアタイできなくなったリスナーにストレスが溜まってしまうこと、配信が長くなれば必然的にアーカイブも長くなるため、アーカイブ派のリスナーが話についてこられなくなってしまうこと、等の理由から、配信の超長時間化は難しいかな、というのがぺこらの感想だった。

そこでぺこらは、配信を複数回行うことでトータルの配信時間を長くするという方法を試すことにしたようだ。それは、ドラクエ35周年記念特番に向けて企画した、モンスター35体を仲間にする配信である。この配信は、第一義的には新しい企画でリスナーを楽しませることが目的だろうが、その陰には、連続した二回行動による配信時間増加と自分の体力との折り合い具合や、深夜時間帯の配信に既存リスナーがどこまでついてこられるか、海外リスナーがどの程度集まるか、などを見極めるためのテストという意味合いも含まれていたのではないだろうか。

ぺこらは、平日は21:00から小一時間の通常配信をこなした後の深夜時間帯に、また土日は13:00から6時間程度のRPG配信をこなした後の夜間に、毎日のように二回行動で3時間程度のモンスター捕獲配信を行った。これには、リスナーもついていくのに骨が折れたが、まったりと雑談しながらの配信は、寝不足をものともしないリスナーたちに大好評であった。リアタイしていた感触では、筆者も含め26:00あたりでの脱落者が多く、また海外リスナーが通常配信時よりは多かったように思われる。(ぺこらがおそらく意識的に海外リスナーのコメントを拾っていたので、コメント率が高かっただけかもしれない。)

この配信を経て思ったことは、二回行動で配信を分割しても、絶対的な配信時間が増えているので、やはりアーカイブ勢はついていくのが厳しかろうということだ。だが、実はだいぶ前にぺこらはその解決策を考えていたのだ。それは自家製の切り抜きの制作である。

ぺこらがエイプリルフールに仕掛けた投獄イベントを覚えている方も多いだろう。動画を使った予告、囚人服の新衣装お披露目、デビュー以来初めての逆凸と、何かと話題にことかかなかったこの超大型イベントだが、このときぺこらが仕掛けとして使った動画は、ぺこらが初めて自分で編集したものであった。ぺこらは、この動画について語った際に、いずれは自分のアーカイブの切り抜きを自分で作れるようになりたい、と言っていた。

実際に自分で切り抜きを作る時間があるかどうかは別として、自分の配信を切り抜くのに自分でやれば最も適切な場面を効率的に切り抜けるのは間違いない。そうして作成した切り抜きに英語の字幕を付けてアップしておけば、所用でリアタイしそこねたリスナーや言葉がわからない海外リスナーへのサービスとして、時間がないアーカイブ勢へのサービスとして、切り抜きを入り口として入ってくる新規勢の取り込みツールとして、多目的に活用できると考えたのだろう。

さて、今回はだいぶ長くなってしまったので、配信時間を増やすためのもう一つの方法については次回に考察することとする。