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ぺこらの挑戦#18 多事多端

【注意】本稿は筆者の独断と偏見に基づく何ら根拠のない憶測である。

10月7日にStreamHatchet社より2021年第3四半期女性ストリーマー視聴時間ランキングが発表され、兎田ぺこらは世界2位となった。

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今回も決して突出した数値をたたき出したわけではないが、年初からずっとコンスタントに好成績を維持し続けているぺこらの継続性が強みを発揮した形だ。例えば実質的なライバルと目されるValkyraeと比較してみると、ぺこらが安定した結果を出しているのが見て取れるだろう。

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話は変わるが、最近のぺこらの配信画面の変化にお気づきだろうか。頻繁にぺこらの配信を見ている方ならわかると思うが、最近はゲームに応じて専用の背景画面を用意したり、簡易的な衣装の絵を用意して主人公のコスプレをしたりするなど、リスナーの目を楽しませるような工夫を凝らすことが多くなった。

実際にいつから専用画面やコスプレ衣装を用意するようになったのか、ふと気になったので調べてみたところ、7月11日に配信されたロックマン2あたりからのようだ。(それまで何もしていなかったわけではなく、配信内容に応じて壁紙を変えたり、小物を用意したりすることは頻繁に行われていた。)

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最初はちょっとした遊び心からのサービスだったのだろうが、リスナー受けも非常によく、以後複数回にわたって配信するようなゲームでは、専用画面やコスプレが恒例となりつつある。こういったディテールにもこだわって、リスナーを飽きさせない工夫を重ねていくところは、ぺこらがまさに一流の配信者であることを証明するものであると言えるだろう。ディテールに神は宿ると誰かが言っていたが、高みを目指すにはこういった細かい部分にまで気を配ることも重要なのかもしれない。

それにしても、あまり準備の時間も取れない中でこういったサービスを提供することができるのは、ひとえにHikosan(@hikosan333)という神速の筆を持つ一流の絵師があればこそだ。もはやHikosanはぺこらの配信には欠かすことのできない存在であると言っても過言ではないだろう。

さて、ぺこらによると、10月は仕事や三期生ライブの準備等があり、平日は毎日外出が続くという。この10月こそぺこらの正念場になるだろう、と本人が言うほど多忙であるらしい。先日の配信の前にはダンスのレッスンを7時間に渡って受けたらしく、かなり疲れた様子で、Cパートではあくびを連発していた。

このような状況下にあっては、さすがに先月までのような高頻度での配信は難しいのではないかと筆者は思っていたが、ぺこらは完璧な対策を用意していた。ぺこらが最も得意とするゲームGettingOverIt(壺男と言った方がわかりやすいだろうか)の10分チャレンジである。ぺこらいわく、これなら準備がほとんど必要なくて負担が小さいということだ。できるだけぺこら自身に負担の少ない形で、しかしリスナーは最大限楽しめる企画をという二律背反的な条件をぺこらが見事に整合させてしまったのには驚かされた。あきれたことにというべきか、いやうれしいことにというべきか、ぺこらには疲れたから配信を休むという選択肢は初めからないようだ。

そしてもう一つ、つぶやきで既報の通り、ぺこらがTOKYOFM『神木隆之介のRADIO MOG STATION presented by ファイナルファンタジーXIV』に出演することが公表された。

ぺこらは、夜遅い時間だけどあんたたちと一緒に聞こうかな、と言っていたので、ぺこらの気分次第では同時視聴があるかもしれない。ぺこらいわく、収録ではひどく緊張していたらしいが、神木君とのやりとりが大いに楽しみである。

ぺこらにとっては本当に多事多端な10月となりそうだが、とにかく配信は続けたいという根性には毎度のことながら恐れ入った。ぺこら自身への負担が少ないように工夫しながらやっていることが明らかので、体調のことは心配していないが、ぺこちゃん、たまには休みを取ってのんびりするのもありだと思うよ。