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OTO (Open Theater Okayama) 俳優の米谷よう子が、2014年設…

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OTO (Open Theater Okayama) 俳優の米谷よう子が、2014年設立。舞台芸術を通じて多様な価値観と出会い、コミュニケーションが生まれる場を岡山市を中心に企画制作している。

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若手演出家と創る『ノコサレタ熱』座談会③「演出家の仕事」

本企画は、地域で活動する若手からベテランの演劇人、ダンサー、そして東京をはじめ各地からの参加者が岡山に集まり、4チームに分かれ『ノコサレタ熱』(作:河合穂高)を題材に創作、2024年9月8日に上之町會館で作品を一般公開しました。 桐子カヲル(コキカル)をナビゲーターに迎え、これからの創作環境、地方での活動、演出のあり方を考える座談会などにも取り組み、それぞれが「自分にとっての演劇とは何か?」を探ってゆく試みを行いました。 今回は7/22に今回の企画参加者内で実施された演出家

    • 「若手演出家と創る『ノコサレタ熱』」 

      関 竜司(日本SF作家クラブ会員・美術批評)  2024 年 9 月 8 日(日)上ノ町會舘ホール(岡山市)で「若手演出家と創る 『ノコサレタ熱』」が開かれた。劇作家・河合穂高の書いた短編戯曲『ノコサ レタ熱』を四人の若手演出家が演出するという興味深い企画だった。 いなくなってしまった妻の痕跡を求めて彷徨う男。男は記憶の砂漠を歩き、 妻の形をした焚き火に出会う。喪失感と人間のぬくもり、忘れられない記憶が 交錯する河合氏らしいリリカルで言語的な韻律の高い戯曲だった。この河合氏

      • 若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介13「小林桜」

        【略歴】 2006年生まれ、岡山県岡山市出身 小さい頃から好きだったテレビをきっかけに、演技に興味を持ち、将来演劇をすると心に誓う。 高校で演劇を始める。2024年に芸術文化観光専門職大学に進学し演劇やダンスなど芸術文化全般を学習すると共に、同級生とともに大学内劇団桜香を立ち上げ、活動を続ける。 同劇団の他、大学内で公認サークル踊る会、朗読劇サークル、映像研究サークルなどのサークルや団体に所属し、多方面に活動を行っている。 【役者Q&A】 Q.今回の企画に参加したきっか

        • 若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介12「佐々木舞」

          【略歴/主な出演】 東京都出身。大阪在中。 久居アルスこどもミュージカル振付。アルティ・アーティスト・プロジェクト(AAP)登録メンバー。 関東国際高等学校演劇科入学時より本格的に芝居、歌、ダンスを始める。演劇集団円円演劇研究所34期生。卒業後大阪に拠点を移し、劇団往来、第七劇場をメインに、音楽劇やミュージカル、子ども向け作品、東京大学総合研究博物館が運営を行うインターメディアテク(IMT)にて演劇パフォーマンス「play IMT」に何度も出演する等多方面で活動している。

        若手演出家と創る『ノコサレタ熱』座談会③「演出家の仕事」

        • 「若手演出家と創る『ノコサレタ熱』」 

        • 若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介13「小林桜」

        • 若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介12「佐々木舞」

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介11「澤山希望」

          【略歴】 中学時代に声優になりたいと思い、演技を勉強しようと高校生の時劇団に入る。就実大学に入学後、同大学の演劇部に入部。 2022年先輩の紹介もあり、天神幕劇に入団。自分が得意なキャラだけに収まらず幅広いキャラを演じられるように鍛錬中。 【主な出演】 ・就実大学演劇部新入生歓迎公演 ・京山中学校演劇ワークショップ ・天神幕劇 「アイのセンタクキ」H役 ・SSactors 「今じゃなくてよくない」匠役 ・就実大学演劇部新入生歓迎公演 キムさん役 【役者Q&A】 Q.現

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介11「澤山希望」

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介10「三野 世優南」

          【略歴】 2003年7月18日生まれ 香川県坂出市出身 2022年、表現を通して現状や心情を表現したいという思いから岡山大学演劇部の門を叩く。現在は岡山を拠点に活動を続ける。 【主な出演】 ・岡山大学演劇部2023年度春公演 『ハイパーリンくん』 1役 ・岡山大学演劇部2023年度夏公演 『キッドナップメモリー』 倉中そら 役 ・岡山大学演劇部2023年度学祭公演 『ピアス』 サキ 役 ・岡山大学演劇部2024年度春公演 『きゅう。』 倉成美紅 役 【役者Q&A】

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介10「三野 世優南」

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介9「二見真由子」

          【略歴】 桜美林大学芸術文化学群演劇・ダンス専修(演劇)所属。 学生劇団əSCAPE-GOAT(エスケープゴート)副主宰。 幼い頃から人前に立つことが好きで「私が人前に立つことで誰かを感動させたり笑顔にさせたりしたい!」と思い中学入学時に演劇部に入部。その後、高校・大学と現在に至るまで演劇・表現活動を続ける。現在は桜美林大学芸術文化学群演劇・ダンス専修(演劇)にて演劇を学びつつ、東京を中心に活動を続ける。元気で明るい役、幼い雰囲気の役、妖艶さのある役を得意とする。 【出演

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介9「二見真由子」

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介8「橋本舜祐」

          【略歴】 天神幕劇所属 1996年生まれ、大阪府出身 2017年神戸大学入学を機に演劇研究会はちの巣座に入団し、演劇活動を開始する。同年、制作としての活動も開始する。会話劇を得意とし、主に役者・制作として、関西学生演劇、関西小劇場界隈で活動する。 2019年、はちの巣座引退し、大阪大学㐧2劇場に活動拠点を移す。 2023年、就職を機に岡山での演劇活動を開始。天神幕劇に入団する。 現在は芸術山脈や広域的な演劇文化の交流を目標に活動を続ける。 【主な出演】 ・はちの巣座Vol

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介8「橋本舜祐」

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』座談会②『制作とは? 宣伝とは?』

          本企画は、地域で活動する若手からベテランの演劇人、ダンサー、そして東京をはじめ各地からの参加者が岡山に集まり、4チームに分かれ『ノコサレタ熱』(作:河合穂高)を題材に創作、2024年9月8日に上之町會館で作品を一般公開します。 桐子カヲル(コキカル)をナビゲーターに迎え、これからの創作環境、地方での活動、演出のあり方を考える座談会などにも取り組み、それぞれが「自分にとっての演劇とは何か?」を探ってゆきます。 今回は8/4に今回の企画参加者内で実施された制作に関する座談会の模

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』座談会②『制作とは? 宣伝とは?』

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介7「田路寿乃」

          【略歴】 岡山を拠点に活動。20代の頃、朗読劇「この子たちの夏」の一般公募に申し込んだのをきっかけに、その後、演劇やミュージカル、ダンス、合唱等の一般公募の舞台やクリエーション&ショーイングに参加するようになる。 演じる、踊る、歌う事に興味があり、声楽を趣味とする。また、インプロ(即興演劇)ワークショップやライブに参加し研鑽を重ねている。 【主な出演】 ・朗読劇「この子たちの夏」(演出 乾一雄) ・演劇on岡山「晴れ時々、鬼」「月の鏡にうつる聲」(岡山/台湾公演)「New

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介7「田路寿乃」

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介6「NARRA」

          【略歴】 Narragenics主催 コンプレックスな感情の鉱脈を掘り当て、身体に炙り出したらどんなダンスになるのか。 好奇心に突き動かされ、身体に溺れてみます。 水の中の塩にはなりたくない。 簡単に溶けて同化しない硬度を求めて、おのれのルーツを感情のひだをかき分けて探します。 ダイアモンドになりたい! インスタグラムはこちら↓ 【役者Q&A】 Q.演劇や表現活動を始めたきっかけを教えてください。 A.凄まじい怒りに翻弄されて Q.現在はどの様な活動をしているか、教

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介6「NARRA」

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』座談会①『地方での演劇活動〜何のために演劇するんだろう?〜』

          本企画は、地域で活動する若手からベテランの演劇人、ダンサー、そして東京をはじめ各地からの参加者が岡山に集まり、4チームに分かれ『ノコサレタ熱』(作:河合穂高)を題材に創作、2024年9月8日に上之町會館で作品を一般公開します。 桐子カヲル(コキカル)をナビゲーターに迎え、これからの創作環境、地方での活動、演出のあり方を考える座談会などにも取り組み、それぞれが「自分にとっての演劇とは何か?」を探ってゆきます。 今回は7/31に今回の企画参加者内で実施された地方での演劇活動に関す

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』座談会①『地方での演劇活動〜何のために演劇するんだろう?〜』

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介5「佐竹輝紀」

          【略歴】 桜美林大学芸術文化学群演劇・ダンス専修所属 学生劇団əSCAPE-GOAT(エスケープゴート)副主宰 中学時代の部活から演劇を始め、仲間とストーリーを立ち上げ創っていく面白さを知る。 高校に入ってから演劇に関わることはほとんどなかったものの、3年の夏頃に中学時代の先輩に誘われ第1回UTENA祭りに役者として参加、以降は演劇系の大学を志す。 桜美林大学入学後、1年次に計2回の公演に役者として参加、12月には自身が脚本・役者として1人劇「裸笑悶」を公演、2年次に第2回U

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介5「佐竹輝紀」

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介4「松永亜紀子」

          【略歴】 高校時代にストリートダンスにはまったことをきっかけに、コンテンポラリーやアフリカンダンスなど様々なジャンルのダンスに興味を広げる。 現在も岡山を中心にダンス作品の振付や出演など、身体表現活動を続ける。 【主な出演】 2010年 ~2015年4-5月 アートイベント 犬島時間 リベルバーバとしてパフォーミングアーツにて参加 2016年3月 M・L・I M-Lab Institute ダンス公演 Vol.3 Works-M Vol.8「Human outline」(作

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介4「松永亜紀子」

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介3「西井裕美」

          【略歴】 岡山県出身。俳優。新国立劇場演劇研修所6期修了生。 大学時代に英語ミュージカル部に所属。活動の中で演技・歌・ダンスの中で特に演技の難しさを感じ、より学びたいと思ったことをきっかけに演劇を志す。 2017年、個人ユニット『24EP』を発足。現在東京を中心に活動し、ことば・からだ・音楽などの表現を通して、「そこに居ること」の本質について探求している。弾き語りでのライブ活動やピアノ演奏、作曲なども手掛ける。 【主な出演】 スペースノットブランク『ささやかなさ』『本人たち

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介3「西井裕美」

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介2「林由衣」

          【略歴】 岡山大学演劇部所属 2003年生まれ。三重県四日市市出身。 幼い頃から本を読んだり朗読したりすることが好きで、演劇の「舞台の上では何にでもなれる」というところに惹かれ、演劇に興味を持つ。 2019年、高校入学を機に演劇部に入り、演劇を始める。 2022年、岡山大学入学。演劇部に所属。 役者の他、照明として活動。高校の同級生とともに「劇団 嘘つきは僕らのはじまり」を立ち上げ、活動の幅を広げている。 【主な出演】 ・岡山大学演劇部2023年春公演『ハイパーリンくん』6

          若手演出家と創る『ノコサレタ熱』役者紹介2「林由衣」