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臨床共育に懸ける想い

みなさん、こんにちは。
臨床共育メンター®︎齋藤信です。

今日は、齋藤の臨床共育に懸ける想いをお伝えします。
かつて、メンターがいいのか、アドバイザーがいいのか、悩んでいた時期のものですが、想いは、変わりません!

動画で見る >>> https://youtu.be/Lyp0ZCx1WAw

「はやく先生のようなバイザーに会いたかった」

そんな感想までいただきました。
非常に嬉しいことです。

でも、僕一人では足りないんです。
僕と同じように、そのやり方はおかしいと言える仲間が欲しい。

少し想像してください。

今、あなたは臨床実習生を前にしている。

思い悩む実習生。

そこに、あなたはどんな言葉をかけるのだろう?

「面倒な奴」
「なんでできないんだ」
「もっとガンバレや」
「……で?」

トゲのある言葉も、ザワつく無言のプレッシャーもかけられる。

でも、それ以外の言葉だってあるはず。

あなたは、だって、あなた自身は、そんな言葉を投げかけられても、乗り越えてきたんだから。

過去、あなたが受けてきた言葉。

当時、実習生だったあなた。

あなただって、思い悩んでいた。

隠すことはない。

今は偉そうにしているけど、自分だって、こんな辛い言葉をかけられてきた。

悩んでいたからこそ、伝わる言葉がある。

昔のあなたを、まず認めてあげよう。

昔は確かにできなかった。

でも、今はできるようになった。

どうやって?

それを、実習生はききたいんだ。

あなたがネガティブな経験をした。

それでも、諦めなかった。

諦めずに、療法士になった。

エビデンス?
ロジック?
経験年数?

それが何だっていうの?

あなたという人生の経験値は、あなたしか持っていないんだから。

誰かは誰かの人生を持っているだけ。
誰かは誰かのやり方で療法士になった。
ただそれだけ。

あなたは、あなたが療法士になるまで、経験した全てを実習生に伝えればいい。

誰に遠慮をすることもない。

だって、療法士になるということは、自分の人生を生きいるから、なれるんだ。

実習生は、実習生の人生を生きながら、療法士になる。

バイザーの役目は、実習生が療法士になる手伝いをすること。

言わば、軍師。

実習生という若い将軍を、療法士になるという夢実現の為に、サポートしていくんだ。
まず、当面の課題である臨床実習を、実習生の求めるカタチで勝利に導くことなんだ。

そうやって、療法士という生き方を見せて、手を取り、伝えていくんだ。

療法士という生き方を身につけた実習生が、あなたの手を離れ、世界に羽ばたいていく。

あなたの知らないどこかで、あなたの会ったことのない患者を癒す。
あなたの知らないどこかで、あなたの会ったことのない仲間を救う。
あなたの知らないどこかで、あなたの会ったことのない後輩を導く。
あなたの知らないどこかで、あなたの会ったことのない実習生に、あなたの生き様を伝える。

あなたのスーパーバイザーとしての価値は、
あなたの実習生が育って、あなたの見も知らないところで生まれてくるんだ。

あなたの人生の価値を、より多くの若き療法士に。
そして、まだ見ぬ、未来の療法士の為に、伝えていこう。

今、僕たちができるのは、一人でも多くの療法士に、あなたの人生の価値を伝えること。

一緒に、伝えていこう。
臨床実習は、人生を学ぶ最高の場だということを。

勇気と輝きを未来の療法士に……

臨床共育メンター(R)齋藤 信

「臨床共育」の研究と実践の資金になります。論文化、書籍化のあかつきには、優先的に講義をしに伺います! あなたの情熱にありがとう!