「気分良いなぁ」と声に出したらめっちゃ気分良くなった

30数年と生きていれば、それなりに経験値が増えて色んなことに慣れてしまって、毎日がちょっとずつ面白くなくなるもんである。
今日もやっぱり仕事は忙しくて面白くない一日だったけれども普段より早く終わることが出来た。
タイムカードを切って、事務所から出る。太陽は沈んでいない。空は少しだけ赤くなっているのを見て、

ふと「空が明るいうちに帰れるって気分良いなあ」と口に出した。

一緒に仕事を終えた後輩がそれを聞いて笑っていた。「それじゃぁ、お疲れ様。」と後輩に声をかけて自分の車に向かいながら何故かとても気分良くなっているのを感じた。
見慣れた景色を見てふと今の気分を声にしただけなんだけど。
その後の車から見える夕陽もとても良かった。日常の幸せの拾い方を知った気分。明日も何かで気分良いなあと言えるだろうか。

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