SNSのやりとりを通じて祖国を想う

友人とのSNSでのやりとりを通じて日本の将来の事を、この拙い頭で考える機会を頂きました。

きっかけは武漢から始まった感染症に伴って、それでも日本の領海に政府の船を違法に侵入させて、あろうことか日本人をそこで武力を背景に追いかけまわしたとされる中国共産党に対する怒りからです。それをSNS上に投稿したのですが、一人の友人から貴重にもコメントを頂きました。主旨は「日本はこの３０年間で世界に誇れるものが無くなった、かろうじてトヨタがあるものの、中国のみならず、他国に依存しないと成り立たない。だから他国にヘコヘコするしか仕方ない」そう読み取ることができました。コメントをくれた友人は心根が優しく聡明で且つ愛国心のある方だと思います。だから冷静に現状を見てそう感じ、わざわざ僕の発信に対してコメントをくださったんだと思います。だからとても貴重です。

実際のところ僕らに知らず知らずのうちに入ってくる情報は、日本の将来を危ぶむものがほとんどだと思います。子供の数が少なくなったりここ３０年の企業の時価総額ランキングを見ても、平成初期に日本企業がランキングの上位を占めていたそれとは、比べ物にならない惨憺たるもののように見えます。だから僕の意見とは別に、中国共産党と仲良くした方がメリット多い、そう感じる事も理解は出来ます。

ここからは僕の意見です。僕は中国共産党とは距離を置くべきだと思います。それは目的のために手段を選ばないからです。僕が思う、中国共産党の最終目的は日本の皇室に自分たちの息のかかった人間を送り込むことです。それを達成することで、日本を知らずの間に、静かに侵略していく事が出来ると思います。

一見すると聞こえのよくもある「女系天皇論」があります。まずは基礎知識の共有を。サザエさん一家で例えているサイトを下掲します。分かりやすいと思います。（平成の御代に作られたであろう情報ですので、令和の御代の今上陛下は１２６代となります。学校で教えるべき内容ですよね。）

https://matome.naver.jp/odai/2156279422777844201

要は父親をたどることで、初代の神武天皇まで血筋を辿ることができるのです。１２６代、神話時代を除いたとしても少なくとも２０００年以上は続いてきた皇位継承のルールはこれだけです。男系と言うよりも父系（ふけい、farther's line）と言った方が入ってきやすいかも知れません。

いその王朝の波平さんが天皇陛下だとして、次代としてサザエさんが即位されたらそれは「男系の女性天皇」となるのです。それは過去に推古天皇をはじめ、８人１０代が在位されています。
さらにお子様のタラちゃんが即位されると、それは「女系の女性天皇」となり、お父様の継父を辿って、いその王朝のご先祖様に行き着く事ができなくなるのです。女性が社会で活躍できるのは僕は実感を込めて素晴らしいことだと思います。日本の復活に欠かすことは出来ません。同時に変わりゆく社会の中で、変わることのない正統性を持った安寧の価値を守ることに意味を感じます。

女系天皇を容認することは、そこに皇室の中に外国の勢力、特に日本の場合は野心むき出しの中国共産党が隣に存在しますので、そこの問題にも繋がることだとも思います。もしもフグタ家が中国共産党の息のかかった人間がいたとして、皇位継承が可能となった場合を考えると、僕はゾッとします。もちろん男系を続けることは、皇室外から嫁いでこられた方がその影響下にあった場合も考えなくてはならない事ですが、その場合でも父系は保たれているので、社会としての安定は格段に担保できる事だと思います。海外の皇室では遠くの国と外交の意味を込めて、奥さんをもらう事もあると聞いたことがあります。

長中と書いたのですが、こう言う野心を抱えた中国共産党との付き合い方は本当に気をつけた方がいいと思うのが僕の意見です。ITの技術や生産能力に長けた国であるので全く縁を切ることは望みません。国民は悪く無いのですし。
少なくとも自分を守ることに本気にならないと今まで享受してきた自由と、将来の生き方の可能性が制限されることに繋がりかねない、そう思います。一歩ずつその野心は剥き出しにされていることが尖閣諸島近海の件で、証明されていると思うのです。

より価値観の合う相手を選ぶことも僕ら個人の生き方と同じように、探しながら進めることも大切だと思います。中国共産党と正面から対峙している親日国でもある台湾などがいいかも知れません。

また僕らの中の根っこの部分にある、無自覚な自己肯定感の低さも原因としてはあるのではないでしょうか。僕もこう言った話をすると、変なやつと見られることが少なくないです。日本国内では特にそうです。国のことを語ると妙なやつだと烙印を押されるのです。少ない経験ですが、カナダ、アメリカ、中国、メキシコなどを見てきたのですが、そんな場所は日本だけです。カナダでいたときのカレッジの生徒達は、ブラジル、ロシア、韓国、中国などもいましたが、みなそれぞれに、自国のことを誇りに思い、それを発信しているのです。

今回の武漢ウイルスで日本の対応が、初期のとは違い、称賛されていると聞きます。強い罰則が無いにもかかわらず、感染に伴う死者数が少なかったのです。本当に亡くなられた方やそのご家族の方々には謹んで哀悼に意を捧げます。代わりのいない存在なので。ただ、それを踏まえた上で、前に進まないといけません。僕は今回のことでも、政府と国民の間で、目に見えない信頼関係があったから罰則が無くても、ある程度の押さえ込みを達成できたのでは無いかと思います。もう一度言いますが、亡くなられた方のことを忘れることはありません。

その信頼関係があって民が本質に気付きさえすれば、変えることもできるのでは無いでしょうか。下を向いて歩くよりもじりじりと自信を持って進んで言った方が、心を強く持つことができます。茨の道ですが、少ない希望はあるのです。

だから僕はあなたと、僕自身を信頼します。