見出し画像

台湾旅行記

1日目

 昨年末に転職が決まり、年明けに上司に退職する旨を報告した。そして、引継ぎ等色々あって、3月21日から有休消化期間に入った。あまり長くない休みではあるが、どこに行こうか考えた末、台湾に行こうと決めた。3月21日から24日の3泊4日だ。

 コロナ禍でしばらく行っていなかった海外。気づけば2019年にアメリカのラスベガスに行ったきりだったので、約5年ぶりとなる。飛行機も随分と久しぶりだ。

 1日目は成田から台北まで飛行機で移動。その後は電車で空港からホテルの最寄りに移動した。
 ホテルに着いた時にはもう夕方になっていたので、ホテルで一休みしてからホテル近くの夜市に行くことにした。ホテルから一番近かったのがこの寧夏夜市だ。

寧夏夜市の入り口

 まず、入り口からすぐ近くの屋台でスイカジュースを購入。日本のスイカとそれほどギャップがなく美味。その後はイカ焼きのようなもの、レバースープを堪能。どれも美味だった。
 日本語表記のある屋台もいくつかあり、日本人が観光しやすい国だと改めて実感した。

スイカジュース

2日目

 午前中は龍山寺を観光。寺の荘厳で華美な装飾が印象的で、また中に入るとその中で数十人もの人々が読経をしており、台湾の文化に触れることができたと実感。

龍山寺

 昼食は、台北にあるSOGOのビルで小籠包に舌鼓。7色の小籠包がカラフルで美味だった。

 その後は、台北動物園に移動。14時頃に到着し、かなり広く動物も多種多様なので、歩いてみて回るだけで2時間は余裕で過ごせる。写真のパンダだけでなく、珍しい鳥や爬虫類、さらに迫力満点のチーターやワニなども見ることができてとても満足だった。個人的にはリクガメがかなりの種類見ることができたので、そこも嬉しい点だった。

動物園のパンダ

3日目

 午前中に迪化街という漢方やお土産店などが軒を連ねる通りを散策。そこでお茶やドライフルーツなどのお土産を購入。試食で食べた白桃のドライフルーツが絶品だったのでもちろん購入。
 午後はオプショナルツアーで申し込んでいた九份を散策。千と千尋の神隠しのモデルとなった街だけあって、日が沈むにつれて幻想的な雰囲気になり、ランタンや湯婆婆の茶屋のモデルになった喫茶店などを見て感動。

九份のランタン

 オプショナルツアーの時になんやかんやあって仲良くなった自分と同世代の男女二人組(カップルではない)と士林夜市近くの居酒屋(台湾でこういった大衆的な居酒屋を「熱炒」というらしい)で2時間ほど台湾ビール片手に夕食を楽しんだ。

士林夜市近くの熱炒

 こうして私の初の台湾旅行は幕を閉じた。

 旅を終えて

 やっぱり海外旅行は良いものだ。日本にいるだけではなかなか味わえない高揚感がある。また、異国の文化や言葉を肌で感じることで、当たり前だが「世界は日本だけで回ってない」と実感して、多様な価値観や文化を受け入れられる土壌が醸成されたような気がする。

 コロナでしばらく海外に行けなくなった反動もあってか、帰りの飛行機ですでに次の海外旅行先をどこにしようか考えていた。東南アジアがいいな、ホーチミン、ジャカルタ、マカオ、、、、。だいぶ気が早いがそれを実現するためにしばらくは勤労と貯金の日々を過ごそう。

 最後に台湾に旅行に行く人、行った人に読んで欲しい本をお勧めする。東山彰良の『流』という本だ。物語の詳細はここでは省くが、台北が舞台になっており、行く前なら事前に台北にどのような場所があるかどのような雰囲気なのかを勉強することができるし、私は行った直後に読んだが、物語の地名を見て「ああ、あのあたりか」と余韻に浸ることもできる。そして、一番大事なことだが物語そのものもテンポが良くて面白かった。

 旅に行く際には、その行先が舞台になってる小説を探してみるのも一興だと私は思う。

この記事が参加している募集

今月の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?