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人生初の退職を経験して

 2週間ほど前、上司に退職を伝えた。次の会社から内定は12月にもらっていたが、上司に退職を伝えたのは年明けということになる。実際に退職するのは3月なので、約2ヶ月ほど通常業務をしながら引き継ぎも行うことになる。上司に伝えた翌々週には、現場メンバー全員がいるグループ会にてその旨を伝えて、報告としてはひと段落した。

 今回、このような経験をして感じたのは今の企業(企業によって差はあると思うが)は転職社・退職者に対して意外とアウェー感がないということだ。一昔前の企業だと、転職者=脱落者、裏切り者といったネガティブなイメージがつきまとっていたらしい(これも企業によって差はあると思うが)。しかし、今の会社で退職を伝えたところ、意外にも「次の会社でも頑張って」「転職っていう決断をしたのはすごいと思う」「会社辞めてもたまに会おう」というようなポジティブな反応がかなり多いことに驚いた。

 エンジニアという職種柄、転職を経てキャリアアップというのは他業種よりも一般化しているというのもあるが、退職を残念がってくれつつも晴れやかな気持ちで送り出そうとしてくれているのは、素直に嬉しかった。

 現在の会社には、退職した後でも再度入社がしやすいようにするカムバック制度のようなものがあるらしい。いざとなったらそのカードを切るためにも、良好な関係のまま残り約2ヶ月を過ごしていきたいと思う。

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