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最新ニュースの届け方。YouTubeでの動画発信を3年以上続けている理由

毎日遊ぶアプリゲーム。
何よりも1番盛り上がる「最新ニュース」の発信場所を、
逆転オセロニアでは「YouTube」と決めて取り組んできました

なぜ「YouTube」なのか?
なぜこの場所でやり続けなければならないのか?

私たちの考えをお伝えしたいと思います。

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はじめまして。宣伝・プロモーションを担当しているくるしーと言います。

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『逆転オセロニア』のYouTube公式チャンネルは、2020年10月現在でチャンネル登録者数が20万人を超えています。これはありがたいことに、国内のスマホゲームタイトルの中でもトップ層に入る数字です。(※タイトル単体で運営するチャンネル比較)

ゲームで開催されるイベントの最新情報は、必ずこのYouTubeチャンネル内で初めて公開することに決めています。その中で私は、動画の内容をどのようにしたらオセロニアンの皆さんにわかりやすくお伝えできるのか?ワクワクしていただけるのか?を考えて実行する役割を担っております。

今回は、なぜオセロニアがYouTubeにこだわって取り組み続けているのか、少しお話できたらと思っています!

また、「オセロニア情報局」で活躍しているルルカについても、少しだけ秘密を明かしたいなと思います!!

1. なぜYouTubeの動画?

「オセロニア情報局」は、2017年4月にYouTube「オセロニア公式ちゃんねる」内に開局しました!

もともとYouTubeにオセロニアの公式チャンネルは存在し、少しばかりPVや企画系動画をあげていたものの、新イベントの情報をお届けする場所は、「ゲーム内のお知らせ」や「公式Twitter」などの文字情報に留まる状態でした。

実はイベントの最新情報というのは、様々なコンテンツの中で最もたくさんの人に見ていただける傾向にあります。それは、ゲームを始めたばかりの方も、コアな方にも、どんな方にも一律して興味・関心を持っていただける情報だからです。そのため、ほとんどのスマホゲーム運営チームは、この情報出しの仕方に最も神経を使って設計しているのではないかと思っています。

そんな注目される情報を具体的にどうやって伝えるのかが、悩ましいところです。例えばTwitterでは、情報量が限られてしまいます。基本的に「テキストは140文字以内」、「動画にも秒数制限」がある。そんな中で、ゲーム内外で準備してきた様々なイベントを、効果的に伝えることは極めて困難です。

最新のイベント情報をより理解しやすく、何も知らない方にもイメージしやすくお届けするためには、動画というフォーマットが最適ではないか、と考えています。動画は、受け手側の読む・考えるなどのアクションが最低限にとどまり、最も受動的に情報を享受できる手段。さらにカットやテロップ追加などの編集により、短い時間の中で重要な情報を集約し、わかりやすく表現することができるからです。

チャンネルを立ち上げた当時、既に“YouTube”はコンテンツを届ける、影響力の大きな動画プラットフォームの一つとして主流になっていたため、オセロニアでも最新情報の動画を配信する場所として決めました。

そこで、開局したのが「オセロニア情報局」だったのです。

2. 『オセロニアの中の人』に求めること

情報局を始めるにあたり、『オセロニアの中の人(プレゼンター)』に対して求めていた必須要件は以下となります。

『オセロニアの中の人』 は、オセロニアンであること。
『オセロニアの中の人』動く顔が見えること。

まず一つ目の「オセロニアンであること」とは、当たり前ではありますが、どんなゲームよりも熱中してオセロニアをプレイしてくれるような、オセロニアを代表するにふさわしいプレイヤーであることです。これは絶対に外せない条件でした。オセロニアンの皆さんと同じプレイヤー目線で、オセロニアを楽しんでくれるような方です。

例えば、いくらプレゼンが上手い人がわかりやすくイベントの中身を紹介できたとしても、オセロニアに対して理解があるオセロニアンではない限り、プレイをしてくださっている方にとっては他人事のように聞こえてしまうかもしれません。「共創」というオセロニア運営のテーマの通り、常にオセロニアンの皆さんに寄り添いながら情報を届けることができる人が、担当する必要があります。

二つ目は、動く顔が見える、すなわち表情がある人。

当時、公式Twitter担当の「リリア」がイラストのお面をして、生配信や動画に登場することがありました。それも好評ではあったのですが、もっとオセロニア運営の中の人の顔を見せたい、安心してもらいたい、という思いから、運営メンバーの「ちゃんもも」と「さをり」が、『オセロニアの中の人』として抜擢され、出演することが決まりました。

当時の動画を視聴していた方はご存知だとは思いますが、二人の明るい性格から、いつも楽しく笑顔になれるような新着情報をお届けできるように努めてくれていました。人間なので、プレイが上手くいくことも、上手くいかないことも、様々な困難があったかと思います。長い間オセロニアンの皆さんには、二人の成長過程を応援してもらい、愛着を持って支えていただきました。

2年以上の間、約500本もの動画をリリースするという大役を果たし、現在はそれぞれの道へ進んでいます。後任は、後ほど詳しく触れますが、同じくオセロニアンであり、表情豊かなVTuber「ルルカ」が元気に新着情報を届けています。

3. HOW TO MAKE “ニュース動画”

ここからは、「オセロニア情報局」の中で、最新情報をお届けするニュース動画「新着!オセロニア」がどのように作られるかをお伝えしたいと思います。

<新着!オセロニアができるまで>
① アウトライン作成
 →イベント内容が決定後、いつ、どれぐらいの情報粒度で内容を公開をするかを決めます。また、開発の仕様書をもとに、アウトライン(台本の大元になるもの)を書き起こします

② 関係者読み合わせ
 →新着情報で取り扱うイベントのオーナーをメインとした各所関係者とともに、お届けするイベント情報に誤りがないか、不足がないかを確認します

③ 台本作成
 →アウトラインの情報をより細かく精査します。情報を付け加えたり、わかりやすく削ぎ落としたり……

④ スライド作成
 →動画の中で使用するスライドを作成します

⑤ 関係者レビュー(台本/スライド)
 →台本やスライドに誤りがないか、関係者でレビューを行います

⑥ 収録
 →ようやくここでルルカが登場!ルルカの動画を収録します。
  ルルカ独自の感想など、台本にはないアドリブも積極的に収録しています!

⑦ 動画編集
 →動画の尺を調整したり、テロップや効果音をつけたり……。
  出来るだけ短い時間でわかりやすい内容にまとめます

⑧ 関係者レビュー(動画)
 →再度、関係者で公開する動画に誤りがないか最終確認します

▼プロデューサー・けいじぇいさんと私のレビューの様子
(けいじぇいさんが用意した動画と合体させる場面です。一部画像を加工しています)

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⑨ YouTubeへの公開設定

⑩ ツイート、そして動画がいよいよ公開!
 →公式Twitter担当のいちこに依頼し、ツイートにて動画に誘導してもらいます

1本の動画制作にあたり毎回このような工程があり、月に4~5本のペースで約3年以上続けています。(ちゃんもも・さをり時代は、夏休み中に毎日アップしていたこともありましたね……)

私は動画の骨子を決める「①アウトライン作成」が主担当ですが、ここで動画の運命がほぼ決まると言っても過言ではありません。

▼アウトラインの一部

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このように多岐に渡るイベントの内容のうち、何を取り上げるのか、どういった順序でお見せした方がいいか、など考えることはたくさんあります。

正直「これがベストな内容!」というものはなく、これまでの数々の動画制作において試行錯誤を繰り返しながら、現在も模索中です。オセロニアンの皆さんが、今1番見たい、知りたいと思うものは何か?に常に寄り添って動画をブラッシュアップできるよう、毎回動画のコメント欄や、オセロニアンの皆様のツイートを見るようにしています。

実際にコメント欄へ届いたお声を、動画の中で採用させていただいた例があります。

それは、「動画の中で紹介しきれなかった、キャラクター駒の性能を全部紹介してほしい」という要望でした。オセロニアンの皆さんの要望を満たすべく改善を検討し、2020年9月18日に公開した「Duel Evolution」動画の終盤で全キャラクターの性能をご紹介したところ、これまたコメント欄で数多く反響をいただき、手応えを感じることができました。

オセロニアンの皆様から「見てよかった」というお声をいただけると、やりがいを感じて日々の活力に繋がります。いつも本当にありがとうございます。

ちなみに、コメントの数は、ありがたいことに毎回約200件から、多い時で500件ほどいただいております。今後も忌憚なき様々なご意見をお寄せいただけますと嬉しいです。

コメントに目を通すのは、まずは公開直後です。どんな反応をしてくださるのか不安になりながら、皆様のご意見に目を通し、安堵したり、反省したりしています。そしてその日の夜、寝る前にスマホをいじりながらTwitter上でのご意見を確認させていただき、眠りにつきます。

4. ルルカの素顔

現在、情報局の担当は、VTuberの「ルルカ」です。

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2019年6月、前任の「ちゃんもも」「さをり」からバトンを引き継いで就任いたしました。恐らく、後任としてVTuberが登場した際には、オセロニアンの皆様もびっくりされたのではないかと思います……私もびっくりしました(笑)

実は、「ちゃんもも」と「さをり」の卒業前に、両名より「オセロニア情報局」に出演する後任として「ルルカ」が適任ではないかと強い推薦がありました。出演者に対して求めていた要件である、①オセロニアンであり、②表情が見える、をしっかりと満たしていたからです。

そうと決まれば引き継ぎは着々と進み、2019年6月に晴れてオセロニアンの皆さんにお披露目することとなりました。


そんなルルカは一体どんな人物なのか、撮影現場に同行するスタッフにヒアリングしましたので、少しご紹介したいと思います。

<ルルカはどんな人?>
・明るくて、その場にいるだけで和むような雰囲気の持ち主
・ちっちゃくて肌が綺麗で可愛い
・めちゃくちゃ歌が上手い
・目撃証言:エナジードリンクのプルタブを集めていた
・シーズンマッチをはじめ、けいじぇい杯などの大会に、自主的にたくさん潜っている(プレイヤー「ルルカ(公)」をお見かけした人は多いのでは…?)
・「ティターニア」と「エンデガ」がずっと大好き
・料理が好きで、おじいさんに料理を作ってあげている
・猫を飼っている

「めちゃくちゃ歌が上手い」に関しては、「【歌ってみた】公式大会テーマソング「GLORY」 / covered by ルルカ」の動画でオセロニアンの皆さんは周知のことかと思います。

実はルルカが歌が上手いことは、運営も当初把握しておらず……。公式大会「オセロニアンの戦」に出場する選手の皆様を応援するべく、ルルカにテーマソングを歌ってもらうのはどうかと話があがり、「歌、好きですか?」と唐突にルルカへ聞いてみたところ「好きです!」と前のめりに。そんなルルカと一緒に、情報局を裏で支えるちゃんももがカラオケに行くと、ちゃんもももびっくり。「歌、うますぎん……?」という事態となり、即収録が決定したのでした。

「シーズンマッチ」などの対戦については、先日初めてダイヤモンドマスターに到達した通り、強いプレイヤーになることを目指して本当に健気に毎日プレイを頑張ってくれています。


なお、昨今のコロナ禍において、収録現場の模様も大きく変わりました。収録場所を社内の慣れ親しんだスタジオから外部のスタジオへ変更したり、同行人数も最小に抑える必要があったり。そんな困難な状況下でも、ルルカはいつも前向きに対応してくれています。

ちなみに私の仕事環境も、オフィス→自宅のクローゼットへと大きく変わりました。(適切な高さの机がなく探していたところ、クローゼットの棚へ着地しました。薄暗さも狭さも心地よくて、集中できます)

▼現在の職場の様子

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5. 3年を経ての思い

最後に、オセロニアンの皆様へ感謝を述べさせてください。

いつも、オセロニア情報局の動画をご視聴いただき本当にありがとうございます。
情報局が開局して早3年がたち、「ちゃんもも」「さをり」から「ルルカ」へバトンタッチしてからは1年がたちました。
ここまで続けることができたのは、視聴者の皆様のおかげです。
バトンタッチの際はどうなるか不安でしたが、新担当のルルカへ温かいコメントで溢れた際は、本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいでした。

もちろん嬉しいご意見以外にも、厳しいご意見を頂くこともありましたが、
それら全てを真摯に受け止め、オセロニア情報局の動画コンテンツ、並びにゲーム内コンテンツのクオリティアップと改善に繋がっていると信じております。

これからも、ご意見・ご要望を是非ともお寄せくださいませ。

引き続き、『逆転オセロニア』を。『オセロニア情報局』を。
どうぞよろしくお願いいたします。


宣伝担当 くるしー

〈次回の配信予定日:2020年10月29日(木)〉


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