おてらおやつクラブには日々、全国のひとり親家庭のお母さん・お父さんから沢山のメッセージが届きます。
日本の子どもの貧困問題は見えにくいという課題があり、困りごとを抱えるご家庭の「声」は見過ごされがちです。
お母さん・お父さんから寄せられたメッセージの内、掲載許可をいただいたものをいくつかご紹介します。それぞれが「子どもの貧困問題」の現状に思いをはせ、自分にできる支援の形を考えるきっかけとなれば幸いです。
お母さん・お父さんからの声
事務局員コメント
果物は、身体を健康にしてくれたり、旬によって季節を感じることができたり、生活を豊かにしてくれます。しかし、日々の生活の中ではついつい後回しになってしまうもの。
おてらおやつクラブのおすそわけには、お菓子や日用品のほかに野菜や果物を同梱することもあります。旬の果物を手に取ることは、ふと季節の訪れを感じたり息抜きにつながったりもするようです。
事務局員コメント
人と関わる機会があるから孤独じゃない、と私は思いません。普段関わる人たちの中に頼れる人がいない状況が、孤立につながっていくのではないでしょうか。
むしろ、目の前に人はいないけれど、贈り物や手紙から人の温もりを感じ、孤独が和らぐ瞬間もあると思います。おすそわけには手書きの絵手紙やカードを同封していますが、その絵手紙を通して、人の温かみを感じてもらえたら私たちも嬉しいです。
事務局員コメント
おすそわけを受け取ったご家庭からは、「いつか恩返しをしたい」という声が寄せられています。「たすけて」が「たすけたい」になっていく過程が増えていくことで、社会全体で支え合える世の中になっていけるといいなと感じます。おてらおやつクラブは、これからも「たよってうれしい、たよられてうれしい。」社会の実現を目指していきます。
*困りごとを抱えるご家庭からの「たすけて」の声に十分に応えていくため、継続的に活動を支えてくださるマンスリーサポーターを募集しています。
継続寄付ご案内の専用ページを立ち上げ、私たちが過去に受けとったお母さん・お父さんからのメッセージをもとに編集した、3人のお母さんのエピソードをつづりました。
ぜひ以下URLよりご一読のうえ、お力添えいただけますと幸いです。