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8年間で築き上げたお坊さんと門徒さんの絆
▼目次
「入寺8年、おつとめをしていてよかった。」
-01.お坊さんになったきっかけを教えてください。
-02.若院の日課を教えてください。
-03.入寺してからの変化や成長を教えてください。
-04.若院のやりがいを教えください。
-05.今後の目標や展望を教えてください。
-06.インタビューを終えて
プロフィール
☆西照寺 若院 竹中一稀さん
福岡県北九州市門司区に立つお寺・西照寺
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お寺の山門をくぐり、日々の喧騒から離れた空間で、お坊さんたちは静かな生活を送っています。しかし、その生活はどのようなものなのでしょうか?
今回のインタビューでは、門司区にある一寺の若きお坊さんであり、2児のお父さんでもある竹中一稀さん(以下一稀さん)に話を聞きました。
彼がお坊さんになったきっかけや日常生活、そして門徒さんとの絆について、深く探ってみましょう。
「入寺8年、おつとめをしていてよかった。」
-01 お坊さんになったきっかけを教えてください。
幼少期の身近な人々の死の経験や死への恐怖から、小学生の時に自分の家の宗教について学ぼうと思うようになりました。
それがきっかけとなり、自分のお小遣いで仏教の本を購読するなど、仏教に対する探究心が強くなっていき「お坊さんになりたい」と思うようになりました。
中学生でも変わらずに、仏教書を沢山読み続けました。そして、高校と大学では仏教系の学校に通いました。
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ー大学卒業後に入寺したのですか?
大学は、卒業せずに途中で辞めて地元に帰ってきました。
そのことを当時の西照寺の住職さんに相談した時に「明日から、西照寺で働きなさい。」と言っていただきました。
高校でお坊さんの資格を習得していたので、その言葉がきっかけとなり西照寺にて働くようになりました。
入寺してから「仏教についてより深く学びたい」と思うようになり、その後は2年間お坊さんの学校に通いました。更に、通信でもお坊さんの学校に通うなど勉学に励みました。
現在は、西照寺にて法務を行なっています。
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-02 若院の日課を教えてください。
まず、朝起きて、お参りをします。
午前中は、色々な家にお参りにいきます。そして午後からは、事務仕事や仏教書を読んで勉強をしています。
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-03 入寺してからの変化や成長を教えてください。
西照寺に入寺して8年になりました。
入寺した時は右も左も分からない状態でしたが、今では視野を広く持つことができるようになり様々な事に目を配れるようになりました。
-04 若院のやりがいを教えてください。
親戚でもない私が西照寺に入寺してから8年が経ち、少しずつ門徒さん達に認知していただけるようになりました。
今では、「若さんが来てくれた」と門徒さん達が迎え入れてくださいます。その時に「おつとめをしていてよかった。」と感じます。
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-05 今後の目標や展望はありますか?
私が小学生の時、西照寺で行われていた子供会に参加していました。
今は休会しているので、今後は子供会を再開させたいです。
また、皆さんに仏教をもっと身近に感じてほしいです。
仏教を基礎に門徒さんとコミュニケーションが取れる時間を増やしていきたいと思います。
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-06 インタビューを終えて
ご多忙のなか、インタビューさせていただき有り難うございました。
一稀さんの仏教に対する熱心な気持ちがインタビューの中からも感じられました。
そのひたむきな努力と誠実な姿が門徒さん達との絆を強くしているのだなとお話をお伺いしながら思いました。
最後まで、ご拝読いただき有り難うございました。
次回はどんなお坊さんのエピソードになるのか、お楽しみに✨
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