カイジの進化系小説?

読んだ小説:悪夢のギャンブルマンション 木下半太

あらすじ

 イカサマだらけのギャンブルカジノに誘い込まれてしまったマッキー、輝男、ジェニファーの3人。イカサマが得意な輝男が手腕を発揮し、手の込んだイカサマの数々を見破り、さらにイカサマ返しでディーラーを突破していく。
 3人がカイジのような展開に置かれる一方、カジノでは3つの計画が動き出していた。それぞれの思惑と計画が錯綜し、事態はカオスとなっていく。そこに否応なく巻き込まれてしまう3人は、無事カジノから脱出できるのか…!?

ネタバレ

金を狙うカジノの管理人、同じく金を狙うディーラー達、隠された麻薬を追う麻薬取締官の3方向から狙われたオーナーは彼らより一枚上手で、かれらは皆殺されてしまう。オーナーは騒動に巻き込まれ怪我をしたマッキーたちを利用し、警察に取り囲まれたカジノから逃げおおせる。オーナーとのギャンブル勝負に勝ち、口封じに殺される危機から脱したマッキーたちは、数日後、空港でオーナーを捕まえる。悪人が無事逮捕されハッピーエンドとなる。


感想

イカサマギャンブラーの輝男が格好良くていいキャラだった。カイジみたいな話かなと思ったら、死体が見つかり、殺し合いが始まり、裏の裏をかく騙しあいへと展開し、目まぐるしかった。疾走感が心地よく、一気に読めてしまった。

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