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多様な話題にご期待を

このブログでは、多くの話題を取り上げます。非常口サイン、LoCoS(絵ことば)、絵文字、ピクトグラム、サイン、サイン植栽、歯根治療法、薬の正しい服用法、慶應義塾幼稚舎、多摩美術大学、英語版映画「日本の家紋」、避難誘導サイントータルシステム(認識編と実践編の2冊)、コミュニケーションデザイン、ISO国際標準化機構、国際専門誌『グラフィックデザイン』、デザイン界の法皇・勝見勝、東京造形大学、目で見ることばの研究所、国内JIS規格、経産省シンボルマーク、EWCリサーチフェロー、国連大学UNU、IEEE学術会議基調講演など、順不同のレポートで紹介させていただきたいと思います。

多様な話題を手がかりにして、デザインに関する太田の認識と実践を振り返り、皆さんから軽く一言、1〜2行のコメントをいただいて、不十分なところを進化させ、可能な限り社会資産にまで育てたい。それは全ての人が希求する共通の課題に対する有効な手立ての一部になると思うからです。

これまで40年余りは、産官学に活動の軸足を置いてきました。年に何回も開かれる各国主要都市での一週間に及ぶ国際会議であったり、霞ヶ関や民間組織での委員会であったり、自分の大学での研究や教育や学会であったり。ところが3.11関東大震災の2日後の霞ヶ関での緊急会議で、複合災害に対処する審議ができない現実、つまり日本が世界に最たる災害大国でありながら、防災大国に成長して国際社会に大きく貢献しようと考えてもいない縦割り行政の弊害と限界を悟って、自分の軸足を民間企業100社125名との協働に置き直しました。

けれどもその連携の成果を全国の都市と自治体に普及させようとして、上記2冊の本に編纂して消防庁長官と面談の上、寄贈。副長官と関係部課長とも別途ミーティングで寄贈し協力を申し出て、例外的なご配慮・ご協力をいただいたものの、建物内の火災と道路と地震と職場の安全と国家規格の所轄が全て、省庁ごとに異なる縦割り行政によって完全にロックアウト。

これからは組織でなく、生活する個人に軸足を置くようにしたいと考えるようになりました。太田のコミュニケーションデザインは、その目的と対象が組織人ではなく、一般生活者の個人にあると考えて、軸足を民間の個人に置く手立てとしてブログやウェブサイトの活用に至ったと言えるかもしれない。人と物と環境における「関係のデザイン」がブログによって一人一人の満足の共通性に向かう可能性を予感できるからです。

太田が中心となるこのブログは、幸い11名の協力を得て、ドイツでのピクトグラム「サインの世界」の国際巡回展の開催日に合わせて、2020年9月にスタートしました。1960年代当初から研究を続けてきた「絵ことばLoCoS」の出展を主催者のキューレターから熱望されたからです。その11名の内5名の協力によって、上記「避難誘導サイントータルシステム」の認識編と実践編の2冊が刊行できたのです。後の二人は多摩美術大学デザイン学科の卒業生で、ITを専門にしており、まずはブログ、それもnoteから始めるのが良い、と助言してくれたのです。その11名の1人、ブログの国際版Mediumで協力を始めてくれた太田のアメリカ人親友の合計11名の紹介も、今後予定していますのでよろしく。

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