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エッセー:こ〜わいな〜!!!『劇ス』断ち!!!(劇ス視聴心得)

(画像は2022年7月17日、立川シネマシティで撮影)


こんにちは!

今日はなんと"こんばんわ"ではなく、"こんにちは"、です!休日にも関わらず今日は早起きして活動しています。
朝早くに起きて『DIY』をdアニメストアで観るという精神衛生上あまりにも最高な午前中を過ごしていました深夜区トウカです。朝から萌え!

さて、突然ですが私はいま"『劇ス』断ち"をしています。
『劇ス』とは『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』のこと。ちなみに今回使用した写真はこの前立川シネマシティで『劇ス』の極音上映をしていた際に撮影した1階エントランスにいたキリン(とポスター)です。写真ではあんまり伝わりませんが意外とデカいんですよ、このキリンの模型…。多分170cmくらいはあったのではなかろうか…。

まぁ、この記事に来た方はみんな劇スが何かはわかっているでしょうから説明は省きます。

そう、今問題なのは"劇ス断ち"!!!

「"劇ス断ち"ってなんだ!」という方もいるかもしれません。言葉の通りです。私は今………

本編はもちろんのこと、二次創作・劇中曲・その歌詞に至るまで

劇ス供給の一切を絶って生活しているのです!!!!!



一度でも劇スを観たことがある方であれば、これがどれだけ酷いことなのかわかると思います。
劇スに目を焼かれたファンはつまるところ南アフリカで流通しているという殺鼠剤とヘロインを混ぜたドラッグ、ニャオペを打たれた人達と同じ。
いえもちろん、薬物依存を強制された人々の苦しみと自分の苦しみとを同列に考えては居ません。しかし、想像するに境遇としては同じなのではないか…と。

「劇ス無しでは生きられない」。
「辛いことは劇スで誤魔化す」。
そうして、再演(ループ)を引き起こす………。
劇スに目を焼かれた人間は、そんな生活を強いられることになります。

そして私はそんな欲求を抑圧して!痛めつけて!唇を噛んで必死に耐えているのです!!!

2週間も前から!!!


ということで、文章を打ち込むことによって欲求不満を解消することを試みているわけです。そこそこ役に立っています。

さて、それでは"劇ス断ち"をしている内に体に現れた副作用をご紹介します。

・脳内で『わがままハイウェイ』が無限に流れる

そのまんまです。大好きな曲なので…。ちなみに最後まで再生すると思わず本物の方に手が伸びてしまうのでセクシー本堂に突入するあたりで脳内再生は止めておきます。
デコトラが出てきたらもう耐えられない…!

・なぜか、まさあめ(B組の2人組)が登壇してイイハナシダナーとなった後に会場設営を手伝った(なんかネジを止めてる)後にカメラ目線でセリフを言いう大場ななの映像が頭に流れ込んでくる

これもそのまんまですね…。本当に謎。だいぶ怖い。
謎の中毒性があって好きなシーンなのですがこんな一瞬のシーンまでフラッシュバックしてしまうのは劇スに脳を焼かれている証拠かもしれません。

・会話中にスタァライトの語彙を使ってしまう

一周回ってただの痛いやつになってしまいました。「こ〜わいな〜!!!」もその一環ですね。
他にも「"ごめん"じゃないのかもだけど…」とか「私たち、もう死んでるよ」とか「ワイルドスクリーンバロック(ここは何か別のものに置き換える)ってなんなのよ!」とか「どうして過去形なのよ…!」とか隙あらばスタァライトネタを口に出してしまいます。

怖いのは、ウケを狙ってやってるわけではなくてとめどなく溢れてきて自然に口に出しているみたいな感覚がある点ですね。
一応最後の理性で劇ス分かる人にだけしか使っていませんが…このままでは「作品を知らない人に対してネタを使って自己満足する一番嫌なやつ」になるのも時間の問題………!!!!!!

しかし!!!そんな日々とも今日でおさらばです!!!!!

なぜなら!今日、池袋の新文芸坐で『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト(古川知宏監督、小黒祐一郎さん上映がインタビュー付き)』を観てくるからです!!!


"劇ス断ち"という謎の儀式をこんな苦痛を伴いながら行っている目的は、ひとえに「劇場で劇スを観る時に少しでも興奮度を高める」事にあります。

今年の7月に友人たちに誘われ、初めて劇スを観てからはや半年。その間に劇場で4回、アマプラで2回観たので計6回ですね。
そして、今日の夜に7回目を体験するわけです。

劇スは一つの宗教です。7回目というのは、私にしてみたら多いですが何十回も観に行ってる方はザラに居ます。
私はそんなには見返してませんが、その代わり、初めて観た時に観た後半を損なわないように、自分の中で劇スが特別な存在であり続けるようにという想いから編み出したのが今回行っている"劇ス断ち"という儀式になります。3回目の劇場視聴の時に初めて行ったのですが効果は絶大。
しかも、その時は1週間で今回は2週間。今夜、劇場内で脳の大事な部分がパキュンと逝ってスタァライトされちゃわないかがひたすら心配です。
ちなみに、7月に劇スを教えてくれたのがnote仲間である「藤吉なかの」「牧ナタ」両氏です。どちらもスタァライトの大ファンで、劇スを何回も何回も視聴している"劇ス亡者"と呼ぶべき存在です。
特に、牧ナタ氏はスタァライトをテレビシリーズから追いかけていて劇スを公開初週に観に行き、多分2桁回数以上劇スを観ている筋金入りの劇ス亡者です。
じゃあ藤吉氏がまともなのかというとそんな事はなく、2020年の春か夏くらいに私からの勧めでプリティーシリーズを追い始め、その年のうちにプリチャン2期に合流するという離れ業を魅せるようなアニメ=ジャンキーです。


そんな亡者達に足を掴まれてスタァライトという名の沼に入った私ですが、今ではすっかり亡者サイドの人間となりました。効果があるのかはわかりませんが、こうして感想や心意気を文字にしてインターネットに放流しておくのも布教活動の一環です。
"布教"というのはもちろん宗教から来ている語なわけですが、こうして"感想を書いたり考察したりする"活動を"礼拝や瞑想"に置き換え、お金を使うことを"お布施"に置き換えれば(これはよくありますね)これはもう宗教と言っても過言ではありませんから。時間と金銭というのが肝心要です。

と、だらだらと文章を書いていたわけですが、これには心の準備的な効果もあります。心構えをしっかりしておかないとこの映画と相対する事はできませんからね…。そんな訳でお読みいただきありがとうございました。もしかしたらトークショーの方で記事を書くこともあるかもしれません、その時はよろしくお願いします。



こ〜わいな〜!!!『劇ス』!!!!!!!!!!!!!!


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