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起業はツラいよ日記 #62

皆さんは1冊の本にいくらまでなら支払う気持ちがあるだろうか?今日、ふとこんな投稿をした。

背景にはXのタイムラインを眺めていたとき、この投稿に目が留まり直感的に「欲しいな」と思ったことがある。ちなみに、この本は定価4,730円である。

1,000円台はよくある価格帯だ。文芸誌は大凡どこも1,500円近辺だし。

2,000円台も大手ではなく中小出版社から刊行される本は2,000台であることも多い。読みたいテーマであれば躊躇わず購入するだろう。

3,000円台から少し考える時間が生まれてくる。例えばこの本『赤軍記者グロースマン 独ソ戦取材ノート1941-45』(白水社)は3,960円。この本は「現代史アーカイブス」というシリーズになっていて他にも『レーニンの墓(上下巻)』などがある。どれも同じ価格帯だ。家にまだ読み始められていない本が多いと余計に悩んでしまう。

そして冒頭の『霧のコミューン』のような4,000円台の本である。もはや、これは消費ではない気がする。ではなんだ、投資か、業務に使うのか。なんでも良いのだが、購入するのに理由が必要になってくる。それは家族に納得してもらうためでもある。

5,000円以上の本はおいそれとは買えない。そもそもその価格帯の本を目にすることは少ないかもしれない。覚えているのは『負債論 貨幣と暴力の5000年』(デヴィッド・グレーバー)これが6,000円でかなり悩んで一度図書館で借りたものの読みきれずに未だに買うかどうか悩んでいる。あとは、これも。『アニマル・スタディーズ 29の基本概念』(ローリー・グルーエン)これに限っては10,780円である。もはやクリスマスプレゼントとかでないと買えないのではないか。

本に支払うお金はケチりたくないのだが、とはいえ後半に紹介した本は買うのをビビってしまうのだ。こういう本を躊躇せずに買えるような金銭的余裕が欲しい。本当に欲しい。

皆さんの欲しい本の値段、教えてください。

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