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私立じゃないです市立の高校です

太田研究室note企画第5弾
夏休みボケで投稿がしばらく空いてしまいましたが、今回は4年の亀谷が書かせていただきます!

みなさんは、驚かれるでしょう。ショッピングモールのようなこの施設は、実は高校なのです。
埼玉県にあるK高等学校は2018年に同じ市内の高等学校の三校が統合されて出来た学校です。

<写真撮影:Blue Hours Photo>

僕は、統合される前の高校の出身で2年生から新校舎で学んでいました。そのため二つの校舎で、青春を過ごしました。この校舎での体験が、建築を学ぶきっかけになりました。

大学で建築を学んでいくなかで、改めてK高等学校の建築空間に魅力を感じました。

そこで、今回は、所属していた野球部の後輩に協力していただき、「K高等学校の居場所調査」と題しましてアンケート調査を実施しました。
※OBの暗黙の権力を使いました…野球部の後輩ほんとありがとう!

<アンケート用紙>

それらの結果をもとに、建築学生が見たK高等学校の魅力を伝えていきたいと思います。

アンケート内容

K高等学校の校舎内での一日の居場所について

あなたは一日のなかでよく過ごす場所を教えてください。過ごす場所に「●」と時間(A~I)を記入してください。

<アンケート記入例>

アンケート集計結果

72名
1学年:24名(男子生徒 23名・女子生徒 1名)
2学年:29名(男子生徒 27名・女子生徒 2名)
3学年:19名(男子生徒 18名・女子生徒 1名)

「昼休みの集計結果」

<1学年 昼休み>

自分の教室のほか、ベランダで同じクラスの生徒と過ごしています。

<2学年 昼休み>

407~410教室の野球部が407教室の前の共有スペースに部活用のバッグを置いているらしいです。そのため、様々なクラスから集まり、野球部のたまり場になっています。

<3学年 昼休み>

1学年同様に、同じクラスの生徒と過ごす様子がわかります。
文系・理系等の科目選択が影響しているのかな~?

「その他に気になった集計結果」

<1学年 小テスト>

1~3学年のほとんどの生徒は自分の教室内で小テストの勉強をするような結果でしたが、1学年のとある生徒(A君)はロッカールームで勉強していました。
A君によると、静かで集中できるらしいです。

<2学年 移動あり>

2クラス共有で使用しているロッカールームに、移動教室で使用する教材を取りに行く生徒が多くいました。
また、廊下や共有スペースで同じ科目の生徒を待つ様子も伺えます。

<3学年 放課後>

1.2学年の生徒は、野球部のグラウンドのある第二校地へ向かう前に自分の教室内で過ごしましたが、3学年は教室の外で過ごす生徒もみられました。

建築学生がみた「K高等学校」の魅力

① 2クラス共有のロッカールーム
② コモンスペースの多様性
③ 昼休みに大人気ベランダ

2クラスで1つのロッカールームとすることで、偶発的なコミュニケーションが生まれる場所になるでしょう。
また、廊下の延長線上にあるコモンスペース(共有スペース)には陣取り合戦が起こるでしょう。野球部の場所やイケている女子のグループやインテリ集団の集まる場所など、様々な場所で多様なグループがあることは非常に興味深いものです。
南側のベランダも天気の良い日にはピクニックのように心地よい場所になるでしょう。アンケートに記載された生徒からの口コミ情報ではベランダは大人気でいつも誰かがいる状態らしいです。

実は…

他の学校と比べても魅力の多いK高等学校ですが、設計されたのはどこの会社か知っていますか~?
実は、日本でトップクラスの大手組織設計事務所の「久米設計事務所」さんなのです。

最近話題の「東急歌舞伎町タワー」や「ワーナーブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」なども久米設計さんが手掛けたのです!

僕は「K高等学校」で高校生活を過ごせたことを誇りに思います。また、建築を学ぼうと思うきっかけを与えてくれたことに感謝します。他の高校生には体験できない空間体験をしていることを強みにして、建築を目指すものとして精進していきます。

卒業設計では、せんだいデザインリーグで結果を残すことが目標です!
研究室の仲間と共に切磋琢磨していきたいです!

亀谷理久


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