グループコミュニケーション編|ボードゲーム開発ノート〜でめたろうを例に〜
こんばんは、やらかしカイゲです。
オ卓のみなさんのコミュニケーションがブラッシュアップされていくのは私の数々のコミュニケーションエラーによるものが大きいです。
この記事には複数人で何かを制作するときに起こりがちなエラーの改善についてのノウハウをぎゅっと詰めました。
特に複数人で何かを制作している方へ!あくまでオ卓のみなさんの場合にはなりますが、ぜひ参考にしてください。ボードゲーム以外でも活用できると思います。
タスク管理はJira→Trelloに変更
前作「ジャックたちと豆の木レース」ではJiraでタイムラインを引いていたのですが、これ自体の管理が重荷になってしまい…
Trelloでシンプルなカンバン形式にすることに変更。
オ卓のみなさんのタスクは「誰が今どれくらいタスクを持っているのか」の可視化の方を優先した感じです。
ただし、制作物についての確認はここでやらず、後述のDiscordに集約することにしました。(会話が分散するのを避けるため)
情報はDiscordに集約,スレッド機能も活用🧵
オ卓のみなさんでは連絡のほとんどを以前からDiscordで行っています。
「わりとなんでも*」というところに普段の雑談や相談を投稿してコミュニケーションしています。
以前はそのままここで製作物確認もしていたのですが、前作「ジャックたちと豆の木レース」終盤、確認依頼が同時並行でメンションが走り、それを追うのにコミュニケーションコストが嵩みました。
全体のディレクションをしているもこ氏はオ卓のみなさん外部ともやりとりをしているため、特にこのコミュニケーションコストは省力化したい。
そこでDiscordに各確認が必要なアイテムごとにスレッドを立てる運用に変更しました。
引き続き毎週木曜日に定例通話をしています。議事録は話を一番忘れる人が書いたほうがいい!
以前はJiraのConfluenceを利用していましたが、なるべく一箇所に情報がまとまっていたほうがいいということでこれもDiscordに集約しました。会話の分散、よくない。
Discordの絵文字をかわいく
自分の投稿になかなか返信がないとき、後から投稿したものの方が先に返事が返っているのを見かけたとき、(相手は確認中だと頭ではわかっていても)大なり小なり凹むもの…。
そこで、メンションされているものについては、見たら一旦絵文字をつける運用にしました。
その他のテキスト情報はGoogleスプレッドシート・Google docsへ
印刷所の検討や、イラスト制作時の参考写真、今回は各カードの効果に至るまで、1つのGoogleスプレッドシートに集約していました。
常にここが最新!というところを持っておくのはおすすめです。
一番左のシート「Figma連携用」はテストプレイ編の記事に回しますが、「名称統一」とかのシートも地味に効力を発揮してくれました。
カード内の効果の説明や、遊び方説明書を書くときに「あれ?名称どうだったっけ?」をある程度防いでくれます。前作「ジャックたちと豆の木レース」では結構大変だった…その反省が生かされています。
Google docsは、説明書を書いたものに「提案」機能で改善案を提案できるのが良いですね。その案が良ければそのまま取り入れられるので書き直しのエラーもすくなく、複数人で同時に編集できることや編集履歴がみられるのも良ポイント。
これがこのまま説明書になればな〜(原稿を流し込んでみると入らなかったりして、調整することになる)。そのへんの二重管理問題については今後の改善に期待です。
絵系コミュニケーションのいくつかはFigmaで
ここをこうしたい、というピンポイントなフィードバックが必要そうなものについてはFigmaのコメント機能でやりとりもしていました。
ただ、Figmaが重いので出先でスマホから確認しづらいのが難点…。
その場所に直接コメントできるのはいい感じなものの、今後これもDiscordに集約するのがいいのかは要検討ですね。
日時予定はgoogle calendarへ
これは最近決めたことですが、いつオフラインで集まる、いつ@@@@する、みたいな予定も共通カレンダーに入れておくことにしました。
ダブルブッキングや「あれ!?今度の週末やるんだっけ??」を防ぐ。
いかがでしたでしょうか。ボードゲーム制作は同人誌などと比べてやることが…やることが多い!となりがちなので、ボードゲームを1人で作っている方も、複数人で作っている方も、どのようにタスク管理やコミュニケーションしているかは気になるところがあるのではないでしょうか!
もっとこうしたら円滑だったよ〜という方法や便利なツールの情報はいつでもお待ちしております。
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