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新人日本語教師が上手に授業するためのたった1つの方法

どうも。日本語教師5年目のおたけまるです。
気持ちはまだまだ新人ですが、“中堅“と呼ばれる歴になってきました。

今日は、私の新人時代の経験から見つけた
新人日本語教師が上手に授業するためのたった1つの方法を紹介します。



新人日本語教師が上手に授業するためのたった1つの方法とは
ズバリ!!!







よく寝ること





です。

あっと驚くような斬新な方法を期待していた皆さま、
申し訳ありません。

ですが、これは本当に本当に本当に
大切なことです。


新人日本語教師の悩みとして

授業準備に時間がかかるので
睡眠時間を削って授業準備をしている

という声をよく聞きます。


私も日本語教師になりたての頃は
授業時間の2倍も3倍もかけて授業準備をして
それでも不安で仕方ない!という状態でした。

授業準備はやろうと思えば無限大にやることがあります。

だから不安を払拭するために
睡眠時間や休日を削って
授業準備をしていました。


そんなある日気づきました。


睡眠不足で授業をすると
授業中に頭の回転が悪くなり
学生の発言を拾ったり
質問への回答を考える機能が
鈍っている、と。

また睡眠不足で食欲もなくなることで
パワー不足で元気のない顔になっていました。

それからなるべく睡眠時間を確保するよう心がけました。

そして分かったことがあります。


何時間もかけて授業準備をしても上手く授業できないこともあるが
少ない睡眠時間で授業した日に上手く授業できることはない

日本語教師として教壇に立つには、
覚えなければならない知識や身につけるべきテクニックが膨大です。

ですがそれは、
一夜漬けでなんとかなるものではありません。

経験の浅い教師が
2時間も3時間も、さらには10時間でも授業準備に費やしたからといって
上手く授業ができるものではありません。

では、睡眠はどうでしょう。

一部のショートスリーパーを除き
しっかり寝たら元気になるし、頭もよく働く。
反対に寝なければ、頭の回転が悪くなってイライラしたりアイデアが出てこない状態になると思います。

ですから、経験の浅い日本語教師が唯一すぐできることとして
とにかくよく寝て、自分のコンディションを整えて授業に臨む、という方法を
おすすめします。



しかし
新人日本語教師が睡眠時間を確保するのは
残念ながら簡単なことではありません。


これから職場を探す方におすすめしたいのは
①教案の支給や共有がある
②ICT導入が進んでいる

職場を選ぶことです。

私は教案の支給がある日本語学校に勤めていましたが
非常に助けられました。

正直、右も左も分からない新人が自分で教案を書くより
ベテラン講師の作った教案で授業をしながら経験を積み
ある程度経験を積んでから教案作りに挑戦した方が合理的だし
一定の質が担保されるので、学生にとっても良い仕組みだと私は思っています。



それから、授業準備の際に気をつけてほしいのは
授業準備に時間制限を設ける
ということです。

授業準備に時間制限を設けることで
メリハリが出て、集中して取り組むことができます。

例文作りに何時間も時間を費やしたり
文型の違いの説明を考えて迷走してる場合ではなくなるので
いい意味で諦めがつきます。

私は、初めは1コマにつき2時間に設定し
そこから90分→60分→30分と制限時間を短くしていきました。

ゲーム感覚で取り組めるので
授業準備が億劫な時でも
アラームが鳴るまでに絶対に終わらせる!
と闘志が湧いてきます。

30分で準備するなんて無理だよ〜〜と思っていても
挑戦していくうちになんとかなっていくものです。

逆に、授業準備は時間がかかるもの!と決めつけてしまったら
スピードは上がってきません。

ぜひ取り入れてみてください。


ということで今日は
新人日本語教師が上手に授業するためのたった1つの方法を
紹介しました。

おやすみなさい。








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