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【本の紹介】『友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術』

最近図書館で借りて読んだ本の紹介。

「一人」で稼げるようになるって無理じゃない?というツッコミが頭の中を占拠してしまって、気になり始めて読みました。

『友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術』末岐碧衣、アルファポリス、2021


印象に残った部分を紹介していきます。

 いわば、コミュ障をごまかすテクニックです。
 私は初対面ではコミュ障だと思われないことが多いのですが、それはテクニックのたまものだと思っています。

第1章

コミュ障をごまかすテクニックなんてあるのか!
衝撃でした。
私も筆者とは違うようなコミュ障的素質があるので、コミュ障をごまかす方法があるならぜひ知って実践したいと思っていました。
私は7人くらいの複数人になると途端に喋られなくなるというタイプのコミュ障です。
2人だと頑張って喋ろうみたいな意識があるのですが、多くなればなるほど、
ま、私が話さなくても場が盛り上がるか、
みたいなことを思ってしまい喋らなくなってしまいます。
さらに、声が通らないという悩みも相まって喋ることが億劫になってしまいます。
複数人でも2人で話している時と同じように会話したいなと思いました。
そして誰かにこれを伝えよう!という意思をしっかり持って喋りたいと思いました。


①失敗はネタになる
②相談すると人を巻きこめる
 失敗したエピソードを話すと、人と仲良くなりやすいです。日報やトークのネタとして使えるのはいわずもがな、実際に仕事のミスをとおして同期の子と交流を深めたこともあります。失敗をしでかしてしまったときは落ちこみますが、これで人と交流できるネタが増えたと考えれば儲けもの?かもしれません。
 相談は、日報を通して知った人を巻きこむテクニックです。私は、わからないことがあると人に聞くようにしているのですが、そうして相談を持ちかけると、得意な分野の人が手伝ってくれます。

第1章

失敗や相談をするのは決して悪いことじゃない!と思えました。
確かに失敗して、その話を人に話したりすると意外と笑ってくれたり、励ましてくれたりすることが多いです。人に話すネタができたと思えば失敗だって、たくさんしてなんぼって思います。
他人は人の失敗の方が面白いですものね。


 近年、HSP(Highly Sensitive Person)という言葉がメディアで紹介されて話題になりましたが、私はそれに該当していると思います。
 このHSPというのは、「とても敏感な人」といった言葉に訳され、普通の人が気にしないような、人の視線や物音が気になってしまう人のことを指します。不機嫌な人が近くにいるだけでそわそわしてしまい、仕事が手につかなくなってしまうといった症状があるようです。
 とりわけ私には聴覚過敏なところがあり、ふだんは耳栓にさらにイヤーマフをして、仕事をしています。

第1章

「私HSPなんです。」と何の根拠もなしに自称する人は最近多いですが、筆者は本当にHSPなのかもしれません。私は音が気になって仕事にならないということは生まれてこのかた一度もありません。
容易にHSPを主張する人は信じられません。なぜなら、どこかで診断でもしたの?甘えているだけじゃない?って考えがよぎるからです。
しかしこの筆者は診断はされていないようですが、かなりのHSPな気がします。
様々なことに対して過敏なのは、気が滅入ってしまいそうな反面、持病として扱ってくれるなら、面倒な誘いを断る口実にだってできます。


 人間関係って築くよりもキープするほうがむずかしくありませんか?
 私は、仕事でかかわった人と普通に会話できるようになっても、何でも話すレベルの深い関係になることはありません。そして、仕事のつながりが切れたあとにプライベートのみの関係が続くこともありません。

第1章

確かに私もそう思います。
事実、前職の方々とはSNSでつながっているものの、食事に行くことはありません。

端的に言うと、収入源も、人間関係も、大切なお金の管理先も、1つに頼るのではなく複数に頼ったほうがよいということ。それらを1つにまとめてしまうのは、リスクでしかないという主張です。

第2章

一つに頼らない。
当たり前すぎて、主張もしていなかったようです。
収入源はもっと複数から欲しいな〜と思う今日この頃ですが、実現するとなるとかなりハードモードです。


 ちなみに住むことにしたのは、シェアハウス。
 人嫌いのコミュ障なのになにしてんねん!という話ですが、衣食住をともにすれば友達ができるかもと期待したのです。会社を辞めて一人で不安だったし、あと、家賃も安くて一石二鳥やん、と。
 結果は、ぜんぜんうまくいきませんでした。

第2章


これはでも、自分で考えて行動しているからすごいと思います。
あえて苦手な環境に身を置くことで、嫌いな自分を変えていこうという意思が見えてきます。

 私はずっとブログや小説家を目指すことで文章を書き続けてきたのですが、これと仕事の経験をかけ合わせて、本を出せないかなと思いつき、出版企画書を書きました。それがこの本につながっています。
 ほかにも、不動産投資を実際にやってみて学んだ知見や課題をエンジニアとしてのスキルで解決できないかと思いつき、今まさにアプリを開発中です。物件を買うときにお世話になった人たちや、同じように不動産投資をしている仲間にアドバイスをもらいながら、楽しく開発しています。

第2章

夢ややりたいことに向かって行動をしている時点ですごいことだと思います。
見習います。

 ここで単価設定の仕方について私のやり方を具体的に紹介します。IT業界の細かな話になってくるのですが、他の業界でも活かせるところはあるので、参考にしてみてください。
 自分の値段を自分で決めるとなると、さっき書いた私のエピソードのように過度に謙遜してしまう人も多いと思います。謙虚さは日本人の美徳ですが、フリーランスとしてビジネスするなら謙虚さはいったん忘れて、冷静に値段を決める必要があります。
 具体的なステップは、「相場を知る」「取引先が想定している額を推測する」「自分の状況や希望と合わせて最終的な金額を決める」ことです。

第3章

具体的な方法を記載していただいてありがたいです。


 ともかく、そんなふうにオフラインをとり入れた結果、いまでは当時の1/5くらいの時間で、同じ量の仕事を集中してこなせるようになりました。2時間の映画も、最後まで楽しめる状態に回復しています。

第3章

意識的にオフライン、つまり情報を遮断すると仕事効率が上がるだけではなく精神衛生的にもいいみたいです。
実は私も結構やっています。
土日休みなのですが、どちらか一日はランニングに専念することによって、目の前の道に無我夢中になり、心拍数が上がりSNSなんて見る余裕も楽しみも忘れてしまうことになり、結果、オフライン状態になりました。
まるで、原始人だったころの先祖の気持ちを思い出したような気分でした。

 やることは至極シンプルで、頭に浮かんだことをそのまま、一字一句変えずにノートに書きだすだけ。こんな最低なことを考えてると知られたら嫌われるとか、さっき書いたことと矛盾しているとか、まったく気にする必要はありません。とにかくただ書くのです。
 もちろん、書いているときにお酒を飲む必要はありません。大切にしてほしいのは、酔った勢いでしか言えないようなことも、全部、そのまま、加工せずに、ゲロみたいに吐きだすということです。とりつくろった日記なんて何の意味もありません。

第4章

私も日記を書いていますが、本当に当たり障りのないことを書いたりもします。
書くと、自分の中にあるモヤモヤが具現がされるし、確認できます。自分の中にある気体が固体になって現る感じです。

それでもやっぱり、ちゃんとだれかに話すのはとても大事だと思います。

第4章

結局こうなるんですよね。人に話すことによって自分の考えが整理できたり思わぬことからトントン拍子でいい方向に進むものなんですよね。

 先ほど、子供のころの私は「だれにもわかってもらえない」と腐っていた時期があったことをチラッと書きましたが、これってコミュ障がしがちな考え方だと思うのですよ。
 それで、どうせだれにもわかってもらえないとふてくされて、コミュニケーションをとる努力もやめてしまう。そして、ますますコミュ障にみがきをかけていく無間地獄へと落ちていく……

第4章

この考えよくわかります。
というのも、私も幼い頃には「どうせ話したってわかってもらえない」と腐ってコミュニケーションを放棄していた時期があるからです。


結局、一人で稼ぐのはやっぱ無理みたいです。
何をするにも「一人」では実現せず
あらゆる事業には創る人や受け取る人享受する人批判する人がいるからです。
そんな多くの人で成り立っているので、コミュ障だから一人になるのではなく、
コミュ障ということをむしろ理解して強みにして、周りの人と仕事していきたいと思いました。

以上、
最後までお読みいただきありがとうございました😊

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