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泣いていいよって言って欲しかった

うちの上の子、よく泣くんです。
理由を聞いても、とっても些細なことで、

なんでそんなことで泣いてるんだろう?
このタイミングでなんで泣いちゃうんだろう?

って、私、モヤモヤしちゃうんです。

モヤモヤ?いや、ムカーっとしちゃいます。
それも、なぜか上の子だけ。

この間、帽子のゴムを治して欲しいって言われたんです。
私、仕事が忙しくて、後でやろうと後回しにしてました。

ゴムは、帽子にくっついていたから、
緊急じゃないよねって判断してたんです。

でも、娘は、「いつ直る?」「いつゴムを買いに行くの?」「まだ?」
と1日中シクシクしながら言ってきてました。

早く直してやれよって思うかもしれませんが、
裁縫って結構時間と気力がいるので、
よしっと気合入れないとできないんです。

もう!やろうと思ってたのに!やる気なくなった!!
と、私は、夏休みに宿題をせっつかれる
小学生のような気持ちになっちゃいました笑(いや、言ってたな笑)

で、娘は、シクシク。

お願いを聞いてもらえなかった。
お母さんが忘れないか不安。

と、心配になって泣いていたのでしょう。
分かっていたけど、私はムカムカしっぱなしでした。
その時に、思ったんですよ。

私は、子どもの頃こんなことで泣かなかった。

ムカムカの原因はこれでした。

私は、我慢してたのに、素直に泣ける娘ずるい!!
私だって泣きたかった。
私だってお母さんに甘えたかった。
私だって、泣いていいよって言われたかった。

小さい頃に抱いた、悲しい思い出が
娘の涙に怒りを感じさせてるんだ。
そう気づいたわけです。

(今、自分の母親にそう言う気持ちがあるわけじゃありません。
なんか、我慢したことがあったんでしょうねー。覚えてないけど。)

いや、小さい頃の思い出だけじゃ
ないかもしれません。

今も、泣いていいよって言われたいのかも。
悲しい気持ちに蓋をしないで。
悲しい時は、悲しいでいいんだよ。

そう、私の心の底の小さい私が言っているのかも。
これは、娘の問題じゃなくて、私の問題。
娘の涙を受け入れられないのは、
私の中にある我慢がそうさせている。

そう思うと、自分に向き合いざるを得ませんね。

読んでくれるだけで、私は嬉しいです!来てくれてありがとうございます♡ (ちなみに、好物はコーヒーとプリンです。キリッ)