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咳込むのは朝食のあとで。そぼろ混ぜうどん

妻はよく挽き肉を食べる時むせている。。
かなりの頻度で気管に入ってしまうのだそうだ。
こと麺類に挽き肉という条件下おいてそれはより顕著となり、日本人の"麺をすする"という食べ方がいかに高度な技術であるかを私に再認識させてくれる。

カレーは飲み物。という格言があるが、口の大きい私にとっては親子丼辺りまでは飲み物である。
だが、世界最大の魚類である"ジンベイザメ"は15m以上に達する体格でありながら、食道は500円玉程の太さしかないという。故に彼らは食道に入るサイズの小魚を除いてはプランクトンが主食となり、大きい魚は吐き出している。それは人に例えるならむせているのかも知れない。
妻の喉も似たようなものなのだろうか。。

前日仕込み

私の仕事が終わる時間が遅く、妻が翌朝早く出勤する場合、朝の効率を上げるため前日に"おたけご飯"の仕込みを終わらせておく必要がある。

最近はご飯物の比率が多めだった気がする。しかしパスタはこの前作ったばかり、、となると妻の大好物うどんか?なんてことを考えている時に限って「今夜はうどん作ります!」というLINE。。

まぁしかし問答無用で明日はうどんである。

温泉卵

今回は妻がむせにくい様に、挽き肉とうどんにねっとり絡んでくれる温泉卵を採用しよう。

沸騰直前のお湯に冷蔵庫から出した卵を静かに入れて
火を止めたらフタをして10分放置
10分後すぐに冷水で冷やす
これだけで完璧な状態


在庫一掃セール

冷蔵庫でベンチを温めていた野菜たちがじっと出番を待っていた。となれば有終の美を飾ってもらおう。

食材は無駄にしてはならない。

あまりやっている人は見ないが、玉ねぎは横から切り込みを入れずとも十分細かいみじん切りになる。

この向きで縦に切り込みを入れておけば
今回使うには十分である
すべてみじん切りにしたら
挽き肉を炒めていく

今回は肉の油のみで調理。

野菜たちを加え、玉ねぎの水分を軽く飛ばす
味付けは、鶏がらのもと・砂糖・コチュジャン・甜麺醤
・オイスターソース・醤油・料理酒(あれば紹興酒)

しっかり目に炒めたらOK


残りの工程は翌朝

前日に乗せるものを用意しておけば、朝はうどんを茹でて盛り付けるだけだ。

規定時間より30秒早く上げる
一度流水でヌメリを取り
沸かしておいたお湯をかけて温め直す
どんぶりを茹で上がり直前から温めておき
挽き肉、白髪ねぎ、小松菜と温泉卵を乗せて完成

白髪ねぎは前日から水にさらしておき、小松菜は冷凍しておいたものをレンチンすれば簡単。


自分の影が写っているうえにピントはブレブレ。。

部屋干し中の洗濯物の影から見守っていると、どうやら今日は挽き肉が暴れることはなかった様である。今日は怒涛の金曜日、頑張れ妻よ。

今日もミッションコンプリート!

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