freeeつばめの巣スピンオフvol4 のイベントレポート&登壇者感想
3度目の記事となります。株式会社オリィ研究所の初代経理担当をしている大高です。
新年会のイベントのレポートを書く間もなく、次回イベントを迎えてしまいましたが、今回はLTを担当させていただいたこともあり、しっかりレポートをさせていただこうと思います!
今回は、
①どういうイベントをやったのか=イベントの概要
②登壇者側の話=振り返って思う事
③終わりに=コミュニティへのお誘い
という形で書いていきます。
つばめの巣ってどういうコミュニティ?という初めての方は、是非こちらの早瀬さんの記事をご覧いただければと思います!
【祝1周年!】経理コミュニティ「つばめの巣」!国際フォーラムにて、新年会イベントやりました!
また、今回はスピンオフの方なので、分科会の立ち位置やコンセプトについては僕の初めてのイベントレポートをご覧ください。
①イベントの概要
いつ
2023年2月15日
どこで
freeeのオフィス
(前2階と違う部屋だったんですが、すごい設備の整った発表場所でした…)
zoom(今回はハイブリッド開催でした!)
テーマ
ワークフロー
今回は特にジョブカンと、SlackワークフローについてのLT
参加人数(大体)
オンライン・オフライン合わせて20人前後
freeeのエンジニアの方も聞きに来られてました。
大体のアジェンダ
トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 飯田さん
ジョブカンの活用事例について
自社でのワークフローの運用について発表していただきました。
入社時に既に導入されていたシステムの中でどう運用を考えていくかという点でタメになるお話でした!
株式会社オリィ研究所 大高 (Twitterはこちら)
Slackワークフローの導入事例
自分の発表で恐縮ですが、Slackのカスタムワークフローを自社に導入・活用推進した話をさせていただきました。
どういう問題を解決するために導入し、結果として何が限界点だったか、というあたりを語らせていただきました。
パネルディスカッション
今回は初の試みという事で、グループディスカッションではなく、パネルディスカッションの形式でワークフローについて色々話させてもらいました。(一応緩いテーマとして「ワークフローの課題・限界点」というのを用意させていただきました)
大高が直近システム検討をしていたので、その話を引き合いに出させていただきつつ、オンライン・オフライン双方の参加者様からもらった質問について検討したりしました。
②登壇者として伝えたいこと
日々の業務の言語化について
今回、発表の3週間前あたりでお話を頂き、そこから発表スライドの準備等をしました。
実を言うと、タイミングよく社内でSlackワークフローの導入事例について他部署の社員に軽く歴史を語る機会があったため、それをベースとして非常にスムーズにできあがったという経緯があります。お話を頂いた1週間後くらいには9割できあがっていました。
何が言いたいかというと、自分が日々やっている業務が、既に外部へと発表可能なナレッジになっていることがあり得るということです。
なので、皆さんもどうか日々の業務で考えたこと、得た知見などを定期的にでも言語化しておくこと、後で参照可能な状態にしておくことをお勧めします。
経理の実務担当者の1年は、気づいたら終わっているという事もあるくらい、日次・月次・四半期・年次のルーティン業務にまみれているわけですが、逆にその中にこそ改善すべき点があるはずです。(仮にこのルーティン業務の工数が限りなくゼロにしていくと、経理は完全に新規or非定型的な問題のみを解決する存在になります。)
実務担当者を外れると、ここを改善する嗅覚は一気に落ちてしまいがちだと思っており、日々のオペレーションで忙殺されがちな人こそ、その忙しい中身について考え、先に向けて手を打つことが必要だと思います。
登壇者側のチャレンジ
もう1つ、発表当日は大体10分くらいでテーマについて完結した内容を話すことになるので、結構いいビジネストレーニングになると思います。
(苦手な方は事前の練習をしてもいいかもしれないです)
自分はどうだったのか分かりませんが、謎の小慣れ感みたいなものを感じた声もあったので、まあ何とかやれたのかと思っています(笑)
参加者としてインプットに回るのも良いですが、登壇者としてアウトプットすることもまた意義があるので、依頼が来た方は是非チャレンジしていただけると良いと思います!
③終わりに
コミュニティへのお誘い
つばめの巣はfreeeユーザーが集うコミュニティですが、
スピンオフという形で、freee以外のシステムについて知見を深める機会もあり、またSlackの方でも税務に関する質問があったりと、決してfreeeの機能面に絞られた知見のみが集まる場所ではありません。
会計データや財務諸表を作るのは経理にとって最終ゴールではありますが、そこには今回テーマとなったワークフローのような様々な前工程・関連システムが前提として存在しており、そこをうまく整理することも経理の課題解決の1つです。
同じfreeeという会計システムを使う事で、共通の背景は持ちつつも、経理全般の課題解決を相互に支援するコミュニティとして成立しているため、何かしら日々の業務に課題感をお持ちの方(=このままでいいのか?と思う方)は是非参加していただければと思います!
ちなみに、登壇者のスライドは後日コミュニティ内で共有されたりします。
今回の僕のスライドもありますので、もしSlackワークフローについて気になった方はそれ目当てでも参加していただけると嬉しいです(笑)
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました~