私が不良をしていた時代
喉が渇いて4時前に目が覚めた。炭酸が飲みたい。オロナミンC。ぐいっと一気に飲み干したい。
しかしそのためにこんな時間にコンビニに行くのもなぁ。と、冷蔵庫の烏龍茶をがぶがぶ飲んだ。満足。やっぱりお茶がいちばん喉を潤すのだな。
さて単刀直入に本題に入るが、私にも不良をしていた時代はしっかりあった。
子どもが1才だか2才だった頃、ときどき家の番は夫に任せて21時以降から深夜にかけてドン・キホーテに買い物に行っていた。
あの頃の自分にはどうしても1人で買い物に行くという時間が必要だった。夫の帰宅時間に合わせるしかないので、どうしても21時以降になった。
時々知り合いにバッタリ会うと決まって言っていた挨拶が「不良してるねん」だった。
ママ友とのLINEのやりとりも「今から不良してくるわ」と切り上げてドン・キホーテに向かうことがしばしばあった。
23時頃にどうしてもアイスが食べたくなって、24時までドン・キホーテをうろつく超不良も何度か経験した。蛍の光をレジで聞くことも多々あった。「遅いけど大丈夫?」と、心配してくれる夫の存在が有り難かった。(蛍の光を聞くまで帰らねーよ!)という意気込みで既読スルーするほどの不良っぷりだが、しっかり夫のアイスも買って深夜のアイスクリームタイムをすることが不良の日課だった。
アイスを食べながらドラマ『カラマーゾフの兄弟』を見て誰が犯人だ誰が黒幕だと言い合ってたのも懐かしい。
思い返せば、すっかり不良することがなくなった。
不良する必要がなくなったという方がしっくりくる。
不良するには理由がある。
みんな不良したくてしてるんじゃない。
あの頃深夜のドン・キホーテというサードプレイスがなかったら、私の心はズタボロになってたと思う。
だから言いたい。
みんな、ちょっとくらい不良してもいいんだよ。
そうしないと心がこわれちゃうことだってあるんだから。
それぞれの不良を楽しんで、明日へ繋げていこう。
年の瀬だしね、たまにはアツいことも言うよ。
----追記----
この記事を編集している際、不良時代に「今から不良してくる」って最多で送っていたママ友から1年ぶりにLINEが来てひっくり返りそうになった。偶然ってあるもんだなぁ。引き寄せるねえ。「今ドン・キホーテで不良してたことをnoteに書いてたとこやってん!」って返事したら昨日お子さんが生まれた報告をしてくれて、「もう笑かさんといて!股が裂ける!」と言っていた。笑いのネタにもなったし、不良もするもんだな。
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