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思い出し泣き笑い⑤

介護に詳しい従姉妹がいた。
両親には若い頃とてもお世話になったから恩返しがしたいと、色々相談にものってくれた。
生活保護の申請や、役所の手続きも。
かなりありがたいことで、今でも感謝しかない。

ケースワーカーさんやケアマネジャーとの連携も出来、頼りにならない兄に代わり、プロにお任せして少し生活が安定してきたように思ってた矢先、夕方になると毎日のように母から電話がかかってくるようになった。

最初はたわいの無い話だったが、孫の年齢を何回も確認するようになってきた。
孫の名前はまだ言えていたのだが、これも認知症の症状なんだな。少し進んできたか。