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お天道様の気分次第

他人の笑顔を気持ち良く観られるほど余裕無いわ。誰がどこで何をしていたってどうでもいいし構わない。例え、明日お前が死のうとぼくには関係の無い事だと思っているし、少し気分は暗くなるかもしれないけどそれは悲しいとはまた別のものだと思う。

必死こいて生きてるわけじゃないくせに、自分のことしか考えられないし、しかも自分のことも蔑ろにしてる。諦めのようなものも感じるし、何かしらの希望があるようにも思えてしまうせいで。やりたいことはやってるし、やらなきゃならないってことはやらなきゃって思ってんだよ。でも出来ないから苦しいんだろうが。自分のせいで苦しんでるくせして被害者ぶってるんだ。加害者もぼくなのに。

今日はむしろ気持ちがいいほどに一面雲空で、より憂鬱な気分に朝はなりかけたけど、空模様の馬鹿さに笑えて良いバイブスではあった。だって、曇りって天気界で最も不要であると思うんだ。晴れ、雨、曇りが天気界の三大天気として数えられていると思うんだけど、太陽は植物に光合成をさせ、雨は水を与えてる。人間も陽の光を浴びないと鬱になるとか言うし、医学的根拠みたいなのは知らないけど、確かに太陽の下に立つと元気が出る。雨は水を与えてくれるし。晴れも雨も意味というか、我々人間に対してポジティブな作用がある。一方、曇りはぼくらに何も与えてはくれない。気分が冴えない時に太陽にギラギラと照らされても勘弁って感じではあるけど、かと言ってその時に曇りはいらない。どうせなら雨でいい。雨は水を与えてくれるから。

きっとお天道様だってぼくの気分なんて考えてらんないんだよな。人前に出たくない時もそりゃあるわ。お天道様の気分に付き合わされてうんざりだと思ってたけど、この天気になって欲しいなって願うのは我儘だったね。運動会とか遠足とか、ぼくに都合の良い時ばっかり求めてごめん。

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