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バカは棚上から見下ろすに限る

ぼくの人生ってのは主人公はぼくなわけだよ。何事も自分を主軸に考えてしまうのはよくない事だと理解しているけど、自分が何を考えて何をするかというのは自分次第なわけで、その結果に伴って責任を負うことになったとしてもそれからは逃げる気なんて無いんだから他人がどうこう言ってくる必要なんて無いだろと思う。他人がどこでどんな業を背負っているのかなんてのは誰の想像にも無く、ぼくからしてもただの時間の経過に過ぎないものだからぼくはぼくのことを考えることしか出来ない。

ほんの一つの選択の誤ちがぼくの全てを曇らせていくことは往々にしてあるが、そこに選択するという自覚や意図はなく全てが自然発生的にそのように進んでいるだけなのに、いざ振り返ってみるとぼくは常に間違いをし続けていると思ってしまう。事によっては用意周到に、あらゆるパターンに対応し望む結果へと進めるよう考えることもあるが、そもそもそれは面倒なことであるし、対してあてにもならない気がしているため毎度そのように思考することも出来ない。こういったリスクヘッジをしないが故の後悔だろと言われてしまえば反論の余地も無く素直に認めざるを得ないが、前提としてあまり重要視出来ていなかった事に対しての失敗を感じた場合は仕方がないとしか言えないだろう。

他人からすれば考えていないようで考えていることがぼくにはあるし、他人も考えていることはあるんだろうけど、ぼくが思考の末に意味を見出して行動していたことを軽く捉えられたりなんなら嘲笑されようものなら、ぼくはその者への信頼が地に落ちるし二度と素での会話なんて行えなくなる。

誰も傷つけないようにと、自分はキツいと思いながらも行動したことにほんの少しのミスがあり、それが後々大きなぼくの負けに繋がった。ミスをしたぼくの行動は評価なんてされることも無く、むしろ大悪者としてこの事案が終わった。もう何もしたくないという前提のもとでぼくは生きると宣言したはずなのに、何故様々に求められなければならないのか。自分のことを棚に上げられる人間に対しては、ぼくも棚の上から堂々と見下ろすことにする。

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