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ぼくの人生 feat.お前ら

無人島に一つだけ持ち込むとしたら何を選ぶか。単に無人島と言われたってどんな島かによって何を持って行くべきかの判断は変わるだろうし、それを予め知った上であればそれに適応したものを持ち込むに決まっているため、そもそも納得のいかない質問への答えを真剣に考えようとは思えない。ちなみに、取り敢えずぼく的にはマッチを考えている。所謂普通なサイズのではなく、大容量的なでっけーやつ。でもこれが良しとされるなら、コストコででっけー飯を買って行く事も許さなければならない訳だけど、ぼくはそれは気に食わない。デカマッチは有りでデカ飯は無しなルールでないと気に食わない。全部ぼくルールにしたい。

我儘ってのは最低でも2人以上が存在しなければ発生しない事だ。ぼくの要望に応えられない、もしくは応えたくないと思う人間が必要。そいつがぼくの要望を我儘だと感じて初めて我儘が生まれる訳で、ぼくの要望自体が我儘な訳ではないんだ。大抵の発言や行動は全て誰かに観測される事で意味を成す。人助けをしたって、助けられた者が学校や親へ感謝の一報を入れてくれなければ、当人から感謝はされても他から褒められることなんてない。ぼくがとんでもなく悪い事をしようとしていても、実行するまでぼくは悪者でないし、悪いことをしそうな奴とすら認識されない。今お前が何を考えているのかなんてぼくには伝わらないし、ぼくが何を思っていたってそれは誰にも分からないことなの。

クソくだらない自己顕示欲ばっかり持ち合わせて、それを満たせるだけの度量も無いくせに無理して生きてるの阿呆臭い。身の程知らずが他者から評価されようとするのも、それを良く評価する奴もまーじで気に食わない。阿呆同士の馴れ合いに巻き込まれ、クソみてーな自慢話聞かされて、全てにおいてそんな奴のこと見下してるし、圧倒的な差を見せつけてやりたいけど我慢してる奴、ごまんといるだろ。気持ち分かるよ。しょーもない奴の話なんて右から左だし、こっちからすりゃゴミみてーな感性しか持ち合わせてないくせして一丁前な事ばっか言いやがる。ゴミ山の大将にさん付けなんて誰がするかってんだ。

幸せなんてそいつ次第でしかないわけで、お前の幸せはぼくの幸せじゃないし、ぼくの幸せだってお前らの幸せになんてならないんだよ。お前らなんて他人と生きるの向いていないくせに他人との関わりが幸せに欠かせないと勘違いしてる。お前がそいつを必要としていても、そいつはお前のことなんていらないかもよ?お前の我儘に付き合ってらんないんだよみんな。お前が無人島に持って行くなら友だちだろ?そう答えとけ。友だちはお前の事なんて考えず、自分が生きる方法をひたすらに模索し続ける。お前は自分が想われていないこと、自分のせいで友だちが苦労していることを自覚し、ようやく己の我儘さに気付くんだ。疑念に苛まれながら独り死ぬんだ。

ぼくが生きる線上には常に誰かがいるんだ。お前らがいるんだ。それが気に食わない。ぼくは好きなように生きたいし、それに文句を言われたくない。ぼくが何をしたってお前らが文句を言わないのは分かっているのに、漠然としたお前ら像が脳裏に浮かぶことで全て否定された気になってしまう。かと言ってひとりでは生きていけないことも自覚している。だから悩んでんだわ。その瞬間の感情を身を任せればいなくていいと言い切れるのに、一晩寝てしまえば必要に変わるし、もはや瞬間毎にだってぼくの考えは変わってしまうし、何が正解なのかなんて分かんない。でも最近、少なくともぼくを不要と思っている人間はぼくにとっても不要なんだということは分かった。ぼくが頭を悩ませる必要があるのはぼくのために悩んでくれている人のためと自分のためだけでいいし、無駄な思考は自分を苦しめるんだ。もっと楽観的に人生を捉えるべきなんだよ。ぼくのことを考えてくれている人以外は他人で、他人なんてのは無価値でぼくの視界に入れる必要も無いんだ。

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