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【ルッキズムに悩む方へ】大学生が考えるルッキズムとの付き合い方・自己肯定感の上げ方

「全ての人が自分を肯定できる社会」&「全ての人が事故実現できる社会」を目指して、美容と教育の分野でちょこちょこっと活動している大学生です。
今回の記事は、ルッキズムに悩む方に届いてほしいと願って書きました。また、あまりルッキズムという言葉になじみのない方も、これを読んで何か新たな発見があると嬉しいです💫


ルッキズムはなぜ問題なのか

ルッキズム(別名:外見至上主義・外見重視主義)とは、辞書的な定義では、外見を重視して人を判断することです。
ルッキズムが問題となるケースは、
・判断された側の身体的問題(摂食障害等)に繋がるとき
・容姿が評価基準に関係のない場面(入試など)で、容姿の良し悪しが評価を左右することによる格差が生まれるとき
・差別やいじめに繋がるとき
代表的なものとしては、上記が挙げられます。

その結果、ルッキズムに対する最近の社会の動きとしては、
・ミスコンの廃止
・顔以外の要素も採点するミスコンの誕生
・プラスサイズモデルの起用(※”プラスサイズ”というネーミングによって、“基準よりもプラス”という意味合いが生まれてしまう点は問題視されているが…)
・バービー人形の多様化(e.g.ダウン症の女性・ふくよかな女性・長身の女性)
・DoveのCM「あなたらしさが美しい」といった美の多様化に関するメッセージがSNSでバズる現象
など、美の多様化の推進や、容姿に得点を付ける行為の禁止、容姿以外を重視する事の推進など、様々なベクトルで新しい動きがみられています。

ルッキズムはなくならないのか?

では、このままルッキズムは無くなるのでしょうか?
ルッキズムの定義にもよりますが、「外見を重視する人の存在や風潮」をルッキズムと定義する場合、この風潮が表面上は薄くなることはあり得るとしても、消える事はないと思っています。
なぜなら、「私は外見によって人を判断しない」と頭では思っていたとしても、美しさを前にすると人間は心を動かされてしまう生物であるからです。(漫画「ブスなんて言わないで」を読んで、改めて気がつきました)。
だから、美しさを武器に人の心を魅了する職業は今後も存在すると思います。その点、最近のトレンドである”ミスコン廃止”によって、上記職業への道が一つ減ってしまった学生がいる状況は、残念に感じます。なぜなら、美しさに心を動かされるという人間の特長がある限り、美しさという身体的特徴を武器にすることは、背の高さを武器にするバスケットボール選手のように、当然のことだと個人的に思うからです。
少し話が逸れましたが、人間が美しさに心を動かされる生物である限り、人が他者を認識する様々な項目の中に、「外見」という項目が消える事はあり得ません。そして、どの項目を重視するかのバランスは人によって異なるので、外見を重視する人がいることはずっと変わらないのではないでしょうか。

〜ルッキズムと付き合っていく方法〜まずは“複数の選択肢を持つ”

上記のようにルッキズムは根本的には無くならないのだとしたら、ルッキズムと戦うことや、ルッキズムが無くなるように願い続けることは、終わりの見えないトンネルを走り続けるようなもので、人の心を擦り減らします。ルッキズムを無くす事以外にも、様々な選択肢がある事をこの記事を通して伝知っていただく事で、心を擦り減らす人が少しでも減って欲しいと願っています。

以下の図は、ルッキズムと付き合っていくための選択肢を列挙したものです。今のスタンスでは辛くなった時は、図の中の他の方法も試してみて欲しいです。


上の図において、特に重要なポイントが2つあります。

  1. 環境(=関わる人や場所)を変える
    まずは親との関係を見直してみて欲しいです。
    私は、ルッキズムや自己肯定感について調査する中で、親が子に与える影響の大きさを良くも悪くも痛感しました。
    もし、貴方がルッキズムに悩んでいる原因として親の影響が大きいなら、親を「親」として特別視せずに、1人の人間として客観的に見ることを心掛けてみてください。
    なぜなら、若ければ若い方ほど、親の意見は絶対的に正しいものだと感じてしまう事があると思いますが、1人の人間として捉える事で、親の意見が偏っていた事に気がつくことができるからです。もちろん、それだけでは不十分だと感じるならば、親と適切な距離を取るという手段もあります。
    又、貴方がルッキズムに悩んでいる原因が、血のつながりもない赤の他人であるならば、すぐに離れましょう。

    場所に関しては、多国籍の国に行く事をおすすめしています。実際に、留学に行った友達のうち半数以上が、ルックスが多様な環境に身を置く事で、日本の画一的な美の価値観から解放されたと話していました。

  2. 自己肯定感を上げる
    「自己肯定」とは、何か特別な強みを手に入れて自信を持つべきだということでは無く、ありのままの自分の強みも弱みも受け入れるということです。
    しかし、コンプレックスも受け入れる事は難しい事だと思います。そこで、個人的にお勧めしている方法は、「自分と向き合うスキンケア」です。

    流れ作業になっているスキンケアに、少し時間をかけて、自分の肌をゆっくり包み込んでみてください。そして、自分自身への感謝・愛・褒め言葉を伝えてみてください。海外のおしゃれなteenがやっているアファメーションのように、「I am beauty inside out」「I accept myself unconditionally」などと英語で言うのも良いかもしれません。ちなみに、資生堂と東京都立大学の共同研究では、セルフタッチによって、不安感を抑えることができることがわかっています。

さいごに

私の拙い文章を最後まで読んでくださりありがとうございました!
私は、「全ての人が自己肯定・自己実現できる社会」を本気で実現したいと思っています。そのために、美容と教育の分野で、人の内側と外側からアプローチしたいと考えています。
一方で、私の力は圧倒的に足りていません。
なので、「私はこんなふうにルッキズムとうまく付き合えるようになった」「私の自己肯定感の上げ方はこれ!」といった皆様のご意見がありましたら、以下のフォームからシェアして頂けたら嬉しいです✨
又、もしあなたがルッキズムについて悩んでいて、誰かに何かを話したくなった時があったら、以下のフォームをお使いいただいて、愚痴でも相談でも何でも送ってください🙏力不足ではありますが、メールでお話しさせてください!

今後は、「自己肯定感を上げる、親子のメイクワークショップ」などもしていきたいと思っているので、興味を持ってくださった方はフォローして頂けると嬉しいです☺️


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