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Googleの画像検索が凄すぎる

背景

 ユニクロのホームページでカラー診断なるものがやっていました。

 その結果として表示された下記の服一式がおしゃれだったので全部買い揃えたいと思いました。

上記のユニクロHPより引用

 しかし、靴だけはユニクロのものではないようで、どこで買えばよいのか分からない。私はこの靴が世の中で何という名前で呼ばれていて何色ということになっているかを知らなかったため、検索方法が分からず困っていました。
 そんな時に妻が「画像検索すれば良いじゃん」と教えてくれたのがGoogleの画像検索です。

使い方

Googleから画像を引用して赤丸を追記

 赤丸の中にあるカメラアイコンをタップして、検索したいものが含まれている画像を選択すると、こんな風になります。

上記で引用したユニクロHP記載の画像をGoogleの検索で処理した画像

画面上で白線で囲まれて少し明るくなっているのが検索されている部分です。この靴に似ている画像を含んだwebページが返ってくるという仕組みです。

結果

 検索結果のページをいくつか見て、たどり着いたのがこれ。

 そっくり!!!

 さらに感動したのが、ニットやパンツに重なるように表示されている白丸タップすると、それぞれに似た画像を検索してくれました。
 画像の中に含まれるものが3つあるということを認識しています。凄すぎ。

どうやって動いているか

 とても感動したので仕組みが気になって、Googleの公式動画を観てみました。

ざっくり言うと下記の4ステップで動いているようです。

  • 画像に含まれる最も特徴的な色、点、線、質感を解析する。

  • これらの特徴を使って検索クエリを生成する。

  • これらの検索クエリがバックエンドに送られ、何十億という画像とのマッチングが調べられる。

  • googleのアルゴリズムが、似た画像を含んだweb pegeを返す。

 2011年の動画なので情報は古いかもしれませんが、wikipediaにも同じステップが書いてあったので、基本はたぶん変わっていなさそう。

まとめ

 Googleの画像検索が凄すぎました。仕組みを調べてみると、もっと深く知りたいと思うことがたくさん出てきました。

  • アルゴリズムが認識する画像の特徴的な量って何なのか。

  • 複数のものが写っている画像から、それぞれをどうやって区別しているのか

  • それを使って生成される検索クエリはどんな言葉なのか(人が理解できる単語なのか、アルゴリズムでしか理解できない状態なのか)

  • これと同じ仕組みを使った他の応用例にはどんな面白いものがあるか(wikipediaにいくつか例が載っていた)

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