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【片道3時間】期限切れフィルムで原付一種50cc撮り歩きツーリング

ご無沙汰しております。
最近コンビニスイーツ買うのを控えてなるべく節約につとめている、おしゃまです。

昨年から原付一種スクーターを片道15キロの通勤に使用してますが、さすがに限界を感じるようになり、思い切って普通自動二輪免許(小型限定MT)を取るべく自動車学校に通っています。
あと二時限を残すばかりになり、GW前には卒検受けられるところまできましたが、今回は先週土曜日、一種スクーター(50cc以下)で、石巻市北部でひらかれていたガレージセールに行ったときの写真です。
カメラはコンタックスT、フィルムはとっくに期限切れの富士フイルムSuperia400、だったかな? 古いのでISO100に設定しました。

そうだ、〇〇行こう(笑)

週末教習の予約がとれないからひまで、ほんの思いつきで行こうと思ったので、仙台市内の自宅を出たのは11時前。
某ナビアプリ(スマホホルダーは使わない派なのでポケットに入れて片耳スピーカーのみ)の道案内に全面的に頼ることに。
それによれば13時半ごろには着くような予測。排気量設定で時速30キロで計算してるはずだけど、さすがに休憩はしないとねぇ。

松島町内までは勝手知ったる道でしばしばナビの案内を無視して走りやすいように。
松島海岸駅まで約1キロほどの地点の駐車帯に3分停車で本日の1枚目。

天気が良く暖かい日だったから良かった。
寒かったら片道60キロとか嘘でしょうな気分だったろう。

建て替え改良工事が完成した仙石線松島海岸駅前に寄り道。

中には入ってない
運休中でした

宮城県内に岩手のバス会社の停留所…昔なら考えられない取り合せですけど(しかも平泉は岩手県交通のエリア)、通学で県北けんぽくバス利用していたわたくしは「おお!」と思ったものです。しかし乗らないうちにNew CORONA時代に突入しいつのまにか運休。

踏切一旦停止!

さてトイレ駅で借りられなかったので先を急ぎます。
平凡なところを急ぎつつトコトコ行ったので、こんどきたらここ撮ろう!ばかりで通過したものの、田舎道と集落が交互に現れるのどかなツーリングは楽しい。
広大な稲作畑作地帯をだーっと走っていくと、踏切が見えたので一旦停止…

踏切をバックに。この子とももうすぐお別れです。
振り向くと遠くまでこんなふう
一日3本くらいしかバスが来ない

それから国道45号線で大きな川を渡り、道の駅「上品の郷」を左手に見て通過すると、右折してまた川を渡ります。ちなみに「じょうひんのさと」ではありませんよ。由来をよく知らず説明できないのでみなさまググってみてくださいませ。
渡ったところのバス停が辻堂。
右折するとき「震災遺構石巻市立大川小学校11キロ」の案内板がありました。
大合併で相当大きくなった石巻市。
ここは旧河北かほく町付近のようです。

目的地は小さなガレージセール

フリー乗降区間の看板が泣かせます

そんでナビの案内が終了して、あれ?どこどこどこ?となったものの、丁字路の先の小山の上に神社らしきものがあるとこまで戻ったら、そこが会場でした。

ピント合ってない
小屋裏の様子
これまたピントがぜんぜんきてない

昔のご実家の建物を今後活用する予定だそうで、その脇にある納屋を片付けていたとき出てきたものとか、雑誌や本、古着なんかもいろいろありました。

花も咲いていてのどかな春の雰囲気です。

友人(ここの生まれではないけど仕掛け人の一人)といろいろ話しをして、コーヒーいただいて、さてと腰を上げてまた車上の人となり帰路に。
ナビの目的地を変えてなかったので周辺をぐるぐる回るうち、さきほどの川辺に来たので一枚。
対岸はたしか飯野川というはず。
初めて来たよ。

よく見ると川はポンプ場の向こう側かな?

北上川の河口がほど近いところでした。
あとで地図みたらもう少しで旧登米とよま町 いまの登米とめ市でした。

ずっと国道きたらたいへんだったと思いますが、往路は以上のような感じでしたから疲れも感じなかったです。
途中からまた45号線に乗り、またそれて現在の野蒜駅付近を通過して、旧東名とうな駅を見ながら奥松島の海寄りを仙台方面へとひた走ってましたら、山の上に駆け上がる仙石線の高架橋の下に遊歩道の入口発見! 
ミニバイクの良いところですぐ停車してヘルを取り、海に向かって少し歩きます。

右が仙台方面
線路跡にできた遊歩道ですが、高い防潮堤があり海はよく見えない
昔の線路は画面奥に向かって岬の鼻に駆け上がっていました

撮影旅行に行きたい

風光明媚な奥松島の海岸線を電車が走っていたころは、乗ってても良かったし車やバイクできて眺めてるのも好きでしたが…
なんかいま海をみるとかなしくなります。ぼーっとしてしまう。

それでも今後は原付二種バイクで、なるべく被災地の海岸沿いを訪れたいと思うのです。
すごく遅ればせながら、ですけれども。

事実上なくなった気仙沼線は、震災数年前に「こがねふかひれ号」で通った思い出があります。
ですが常磐線いわき方面と国道6号線は、なんともあれですがいちども行ってないんです。
子供時代、親に連れられて行ったこともなく、生活苦とか生活苦とか生活苦とかあったあと、もうスーパーひたちもなくなってましたし。
仙台駅で見ただけだったなあ。
そんな時期を過ぎ、また人に会いに行けるようになったときは、断然高速バス派になってました。
震災の被災地の儲からないローカル線から手を引いて新幹線と都会でさんざん稼いでるじぇいあーる東日本に、なるべく乗りたくないのです。

んで…免許取得したら休日はバイク旅に行きたい。
外車とタクシーとフードデリバリーが巾をきかせている息苦しい仙台から週末ぐらいは逃亡したい。
ゆくゆくはキャンツーとか、コーヒーセット一式持参で、屋外でおいしいコーヒーいれられたら最高だけど、まあ一気に揃えるのはむりだから、ぼちぼち準備をします。

すぐできることは、フィルムにじぶんのみたものを焼き付けてくることですね。
わりと最初の動機はシンプルなのです。
そういう原点はだいじにしたい。


追記
いつもの写真屋さんに現像に行って
データ化作業を後ろから見てるのが常なのですが
おわってからの会話。
「カメラはオリンパス?」
「このときはコンタックスTです」
「薄いよね…」
「ISO400ですが古いので100で。どのくらい古いかわからないので」
「50くらいかな」
「50ですか…(汗)」

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