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今さら学研二眼レフを組んで…さっそく改造を試みた

先日、ブッコフでこんなブツを発見しました。

ご存知?学研大人の科学のふろく
二眼レフですね。
再販されたやつなので、シャッターユニットは組立済です。
そして中身は未開封。
約半額で入手できてラッキーでした。

組立タイムアタック

きょう、これを組み立ててみました。
所要時間40分とありますが、実際にあたしが組んだら何分かかるのか?
折角なので、タイムアタックとしゃれ込んでみました。
さあ結果はどうなったのでしょうか。

説明書には一応目を通してました
部品は揃っています

シュリンクフィルムをカッターで開封してスタート。

ストップウォッチのために、SIM入ってないiPhoneSEに久々に電源を入れました。
んでまずは側板に部品をネジ留めします。
説明をよんで、ああタッピングビスだねーとわかったので、ビスを締めるのは楽勝でした。

三脚穴のナット取付
巻き戻しノブ取付

フィルムカウンターは指標が半周するまで巻き上げる方式。
枚数はわからない。
35mmフィルムを縦送りするので、縦位置が基本になります。
また、巻き上げないと、何回でも多重露光ができます。
セルフコッキングは当然ないわけね。

前板に暗箱をビス留め。
あとは裏蓋を組んだら、三面を組み合わせて…
ミラーを付属の両面テープで固定。

裏面の保護シートをはがし
貼り付け

そしてミラー固定板を組み込み。
青い保護シートをはがすのは、スプールと裏蓋をはめ込み、側板を完全に固定したあとにしました。
セロテープ使ってはがすより、先の細いピンセットがあると楽です。

スプールを付けたところ
付属のドライバーでビスを締めて…
裏蓋まで付いて48分経過

ファインダースクリーンを天板にはめ込み、フード共々パチパチ取付。

レンズ取付を残してまもなく1時間!

撮影レンズ組み立て
こっちはファインダーのレンズ
一緒に回しながら組み込み
完成!

約65分かかりました。
最後、レンズ組み込みで戸惑いました。
鏡筒のツラを大体でも合わせないと、ピント合わなくなるでしょ。

んー、なんとなくフツーの二眼レフとは違う見た目だけど、トイカメラだからこんなもんでいいですよね。

そしてまだ、ほんとに焦点合ってるのかよく
分からない。
夜だし、プラレンズだし、絞りも固定。
まあ、フィルム交換可能な二眼レフの写ルンです的なものだと思えばよろしいかな。

ハーフサイズ化改造を試みる

手近にあった黒い紙箱を平らにして、コの字型に切り抜き
開口部が17×24mmになるようにしました。
内面反射を防ぐために、黒い面を内側にするのはもちろん
切り口も油性ペンでブラックアウトするということをやっています。
強力タイプの両面テープを細切りして貼り付け。
はみ出した両面テープは、カッターとピンセットで除去しておかないと
あとで泣きをみます。

ほんとにこんな雑な工作でいいのか不明ですが
トイカメラだし、ということで許しを乞うておきます。

このカメラの改造例も探してみましたが
ハーフ判への改造は、他のカメラも含めて
web上には最適解はみあたらないようでした。
参考までにフィルム縦送りのハーフカメラ、京セラサムライの裏蓋を開けてみたら、すごく単純に納得がいきましたので、このようにしてみた次第です。
焦点距離がそもそもこの学研フレックスに関しては情報がないし、深く考えても仕方ないかなと思います。
まずは試し撮りしてみて、次のアクションに移行したいと思います。
ともかくもストラップがないなあ。
追々探さないと。

ともかくも初めての二眼レフ

これが人生初の二眼レフというのはどうなのか。
玄人筋は眉をひそめそうですが…
しばらくこれであそんでみます。

お読みいただき有難うございました。

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