人間するためにオタクをしている

オタク活動の復帰

私は広く浅くフラットなオタクをしているのですが、ここ数か月あまりオタク出来ていないなあ～と思っていました。

ですが、最近またYouTubeで動画見たり、オタクアカウントのTwitterを更新したりとオタク活動を自身の中で復帰させていきました。

うまく人間が出来ない

私は割と人間が出来ていなくて、仕事をうまく続けられません。
学生の頃はそこそこ真面目に生きていけば何とかなったので、そこそこ勉強して大きな問題も起こさず過ごして、部長や生徒会役員もして、多分優等生の部類だったと思います。
大学生になって、地元を離れて、卒業後どうしたらいいのかな、と考え始めた時に何が自分に向いている仕事なのか分かりませんでした。教育学部を卒業しているのですが、当時は絶対に教員はやりたくなくて、「教員以外だったらなんでもいい」と思っていました。

新卒入社した会社がなかなかやばかったよ

いざ社会人になってみると、新卒で入った会社は全然自分に向いてなくて、そもそも会社の体制もガタガタで、先輩社員が０という非常にやばい状態でのスタートでした。そして私が入社して1か月で店長が飛びます。

小さい会社だったので、直属の上司が社長というとんでもない体制で仕事をしていました。やはりできないことが多くて、どこまで自分の意見を言っていいのか、自分の力量も全然計れていないのに（そもそも身近な目標となる人がいなかったので、どこを目指して何ができていれば及第点か分からなかったです）毎日目標を社長に伝えて報告しないといけなかったり、何も教わっていないのに仕事を振られたり、聞きたくても聞ける人がいなかったり、なかなか散々でした。
多分お給料と待遇はそんなに悪くなかったけれど、精神的に辛くて、休みの日も何もできなくて天井を見上げて蛍光灯の光をただ見ていたり、毎朝事故に合わないかな～と思いながら出勤したり、配属店舗に車突っ込んで商品全滅しないかな～とか考えてました。

出勤が辛くて泣きながら朝支度をしていた日々だったのですが、大学生時代にハロプロ好きの友だちからBEYOOOOONSをちょっと布教されていて、「あの子たち可愛かったな~」と思って、久しぶりに検索してみたら、新曲MVが出ていて、めちゃくちゃ元気づけられたんです。

『ビタミンMＥ』は凄いぞ！！

その時元気づけられたのが『ビタミン MＥ』という曲で、カゴメの野菜ジュースとコラボした応援ソングでした。
BEYOOOOONSはどのＭＶも多幸感たっぷりなのですが、このＭＶも例をもれず、チアガールの衣装を着て明るく踊るみんなを見て元気になれたし、表情がコロコロ変わるみんながめちゃくちゃ可愛くて、西田ちゃんの『わたしには…可能性がつまってるんだぞぃ!』というセリフに思わずニヤリとしちゃいました。きっとあのＭＶを見た全オタクが二ヤけたことでしょう。

ハロプロの曲聴いていく中で、「好きだな～」と思う曲全部児玉雨子さんが作詞しててまじですごい。他のアイドルの曲を聴いていて好きだな～と思う曲も大体児玉さんが作詞されているのでびっくりします。
なので、好きなアイドルの新曲情報に『作詞：児玉雨子』という文字を見つけるとめちゃくちゃ嬉しくなります。

ビタミンMＥを知ってから、毎朝ビタミンＭＥのＭＶを流しながら支度をするようになり、なんとか玄関のドアを開けて仕事に向かうことができていました。

まあそれでも泣きながら仕事する日もあって、昼ご飯もろくに食べず、地元が某みかん県なので、実家から送られてきたみかんだけ食べていたりしました。ありがとう、実家。ありがとう、みかん。

すぐに転職しました

友人や親、大学でお世話になった先生に仕事の悩みを聞いてもらったり、職場に新しく入った他部署のパートさんや他部署の社員さんは良い人たちだったので、その方たちも親身になってくださり、色んな人に支えてもらいました。
結局転職活動を進めていくことを決断し、新卒入社した会社は2か月で見切りをつけて退職しました😂

すげー最悪な仕事の辞め方をしましたが、もう若さゆえだと思っておきます。

5月末に仕事辞めて6月初めには次の職が決まっていたので、運が良かったと思います。

新しい会社に入って初めてその会社からお給料をもらった後、前の会社で親身になってくださったパートの方と社員さんに声をかけて、一緒にご飯へ行きました。今でこそあまり連絡を取っていませんが、とてもいい人たちでお仕事もできる方たちだったので、幸せに暮らしていてほしいです。

新しく入った会社は、配属先の先輩や上司もいい人たちで、「分からないことを聞ける人がいる」というだけで私にとっては天国でした。

そりゃあ仕事をしていれば悩みも出てきますけれども、それを発信できる環境を作ってもらっていて、悩みを一緒に考え、解決に導いて下さる上司と先輩方だったので、ある程度のびのびと仕事をしていました。

今思えばその時の私、めちゃくちゃポンコツ人間でしたけど、やたら職場の方たちが褒めて下さっていたので、安心して働けていましたね。

仕事が安定するとオタク活動もできたなあ

私の中で、仕事に対する姿勢が安定していたので、この時期割とちゃんとオタクしていた気がします。SixTONSのファンアート、この時は割と更新していた気がする。トンパクのDVDが良すぎて、朝DVDを流しながら支度をしていました。初めて買ったアイドルのライブDVD、トンパクが初めてでした。

幼馴染のジャニオタたち、ありがとう

SixTONSは幼馴染からの布教で好きになりました。
田舎出身なので、小学校、中学校の同級生が全員幼馴染みたいなところに住んでいました。
田舎にも強いジャニオタっていまして、当時アイドルに全然興味なかったのですが、小学生の頃から中学生に渡るまで、長期間定期的に少クラを見させられたり（ジャニオタによる解説付き）、嵐のMV見させられたり（これももちろん解説がつく。当時はYouTubeにMV解禁していなかったので、DVDで見るんですよ、ちゃんと円盤に金落としてるんです、お小遣い全ベットしていたのか、お前は…）と、やけにマイナーなジャニーズの曲をじわじわ覚えていくことになります。

なのでジャニーズにそこまで興味がないのに、Jr.の曲覚えたり、嵐の初期の曲やアルバム曲、ラップパートの歌詞をいつの間にか覚えたりしていました。

まあそれが今に繋がって、SixTONSも布教されたときすぐに誰が何をやっていた人たちかすぐに結びつきましたし、HiHi Jetsが少クラで披露する曲って初期の嵐の曲多かったりするので「あの曲だ！」って楽しめたり、今のJr.が『With you』を歌っているのを見るとテンション上がります。
ちゃんと今を楽しめる布石になっていて面白いです。

仕事が「なんだかなあ」だとオタクもできなかったよ

会社での過ごし方には慣れてきて、仕事にも前向きに取り組めるようにはなりました。色々と個人の都合で異動もしましたが、ギリ3年いかないぐらいは勤めました。
自分で異動希望を出したものの、異動先の上司と考えが合わず、色々やりたいこととかも考えて、ここも辞めちゃったんですよね。
普通に会社は辞めない方がいいのでちゃんと人間してる人はめちゃくちゃ偉いと思う、皆なんでそんなに社会に適応しているの、すごい。

異動してから仕事に対して「なんだかなあ」が続いて、「なんだかなあ」が続くと、オタク活動もあまりできなくて、ファンアートを描く頻度もガクッと減ったなあと思います。

そして今、まわりまわって「絶対やりたくなかった」学校の先生をしています。非常勤ですが。
もう自分が仕事を続けていくことや、自分に合っている仕事を見つけることが下手だと分かったので、ギリギリ生活できる給与がもらえて、正社員するより時間に余裕がある環境を作って、じっくり職探しする期間を設けてみようと思いました。

非常勤講師してるけど思ったより給与が低くて生活のピンチ

正規で教員している友人がいるので、そのツテで非常勤講師をすることにしたのですが、知り合いの紹介ということで口約束で決まったことが多く、いざ給料日だ！と思って給与明細見たら聞いていた金額よりも給与が少なくて絶望しました。（今ここです）
紹介してもらった時（昨年度）と今（今年度）で管理職や校長がガラッと変わっていて、学校の非常勤と言ってもその年の任用や教育委員会からの割り当てだとかで、給与が変わるみたいです。
任用のされ方で単価（時給）が変わってくるので、昨年度は単価が高い任用ができたけど、今年度は単価が低い任用しかできなかったらしく、それで給与が聞いていた話と変わっていたようでした。

友人は全然悪くなくて、私が学校教育にも興味が出てきたので、「学校の先生どう？」と聞いていたり、相談をしていました。友人自体も「知り合いの先生が非常勤探しているんだけど～」くらいのノリで、圧をかけてきたとかでは全然ないです。
非常勤を求めていた学校にも見学に行かせてもらって、まあそこの先生たちからすると誰でもいいから「教員免許を持っている人材」が欲しかったのだと思います。
先生たちも忙しくて非常勤に構っている時間なんてなかったのでしょうし、こちらから紙で給与形態の説明を細かく求めなかったので、「もっとこっちから細かく聞いておけばよかった～！」と後悔しています。
詰めが甘すぎ人間だ。

なので非常勤講師しようとしている人はちゃんと任用のされ方とか給与はきちんと紙面での提出を求めておいた方がいいですよ…。
私がバカすぎるだけですが🤣

と、まあ思っていたよりもお金が入らなかったので、正直生活ができない感じでやばいです。貯金しててよかった～。
給与明細をもらってすぐ、経理担当の事務の方に質問して、校長先生と経理担当の事務の方から改めて任用のされ方について説明してもらいました。

今年度の校長先生何も悪くないのですけどね…。多分昨年度の管理職がきちんと説明しているものだと思っていただろうし、多分とばっちりに遭っている立場だと思います。事務の方もめちゃくちゃ責任感感じてて申し訳なかったな…。
でもやっぱり給与は上がるものではないし、「普通にこの給与だと生活できないので1学期までしか無理！」と思って、校長先生にも伝えて、結局また職探しをしているという負の連鎖が起きています。

常勤講師すればいいじゃ～ん！と思う人もいると思いますし、実際校長先生から打診もありました。でも学校現場に入ってみてやっぱりやりたい仕事ではないな～と思いましたし、できれば1年続けられたらいいなあとは思っていましたが、常勤講師をしちゃったら『自分に合う職探しをじっくりする』という当初の最大の目的が潰れるなあと思っていて、常勤講師の話はナシだな、と思っています。

学校現場、産休の先生や休養の先生が学期途中でもバンバン出ますので、もし学校現場が気になっている人はぜひ講師登録をしてみてください。常勤だったらすぐに連絡来ると思います。教員免許が無くても仮の免許を発行できたりするので…。
声がでかい人、声が通る人はそれだけで武器になると思います。あとちゃんと怒れる人。私はどっちもできないので教員に向いていない人材だと思います。ただ教えることができたり子どもと接するのが苦でなかったりするだけでは駄目だなあと思いました。

それでも推しに生かされている

ぼちぼちまた職探しを再開させているところなのですが、正直仕事って続けた方がいいし、常勤講師をしちゃった方がいいのかな、バイトを増やして非常勤を続けるか？また新しい仕事が見つかっても長く続けることができるのか？とかめちゃくちゃ不安で夜寝れないです。
なのでどうしても寝付けない日はSixTONSのANN聴きながら寝るようにしています。radiko、タイムフリー機能ありがとうございます。日々推しに生かされていますね。

私の経験上、なんとな～く『オタク活動できている時が仕事の調子がいい』気がしているので、最近はちょっと意識的にファンアートを描いたり、ライブに申し込んだりしています。

普通に生活していくことの難しさを大人になって感じていて、学生の頃は当たり前に仕事ってできると思っていたし、生活ができたら仕事は何でもいいと思っていました。

全然そんなことないな！！

私はもともと「変わってるね～」と言われる人物だったのですが、何か狂えるものがないと普通の人間の生活ってできないものだなあと思いました。
自我を保つためにオタクしているというか。

オタクしている時は「これが好き！！！」って発信できるしSNSで反応もらえるとやっぱり嬉しいです。好きなものが一緒なだけで「同士だ！！」って思える。推し方は人それぞれですけども。

オタク活動できていない時って、一応コンテンツが供給されると見るんですけど、見るだけでそれを自分で昇華しようとする気力がないというか、熱量が削がれちゃっているというか。
私の中で昇華できている時ってファンアートを描いたり、レポ漫画を描いたりしている時なんですけども。
「描きたいんだけど…時間ないしなあ」「なんか描きたいけど、これ！っていう絶対描きたいものが今なくて、描き切れる自信がないあ」とか、そんな感じです。

基本思い立った時に描かないと一生描かないので時間なんか気にせずに描いた方がいいんですけど。
「睡眠時間がしっかり取れていないと仕事が頑張れない」という心理状態になっていると、時間を気にしてすぐ寝ちゃうのかもしれないです。だから仕事の調子が悪い時はファンアートの更新もできないのかもしれないです。
そのくせ不安で眠れなかったりするので、radikoのタイムフリー機能を使い切ってしまった時は布団から出て眠くなるまで絵を描いたりしています。

ファンアートはまあ自己満なのですが、ライブに行くとやっぱり元気をもらえます。現地でオタク仲間とお話しできたりしますし。
直近で行ったのは高嶺のなでしこ（新曲良いので聴いて下さい）の全国お招きツアーの大阪公演です。行って良かったなあと思いました。Appare！と真っ白なキャンバスの特典会にも参加するぐらい楽しめました。
チェキってなんであんなに嬉しいんですかね、そりゃ好みの女の子と2ショットが撮れて、名前呼んでもらって、メッセージ書いてくれて、ちょっとお話しもできてって…幸せ時間すぎますよね。もっとお金払ってもいい。
私が男性だったら確実にもっと狂っていたと思います。今まじでお金ないし女で良かった…。

オタク活動への熱量がちょっと復活してきた！！

で、ゆるゆるとオタクをしているのですが、2023年5月19日更新のストチューブが良すぎて、久しぶりにSixTONSのファンアートが描けました。めちゃくちゃ落書きですけども。「9マス鬼ごっこ」めっちゃ可愛いので時間ある人は見て下さい。メンバーの人間関係も見えて可愛いです。
あと、HiHi Jetsの2023年5月21日更新のガルアワの動画、昨日やっと見たのですがめちゃくちゃ良いですね、ゆうぴってなんであんなに主人公感あるんですか…？？？
5人ともビジュだけでどんなキャラか分かりやすくて良すぎませんか、『全力!クリーナーズ』見てないんで詳しくは分からないんですけど、メンバー5人全員でドラマの主役そりゃできるわあ～って思えるくらいキャラが立っていて凄いですよね。

オタクしながら、人間もしていこうと思います

ちょっとずつオタク活動にも熱量が注げるようになってきて、そうすると自然と自分の精神状態と言うか、生活もちょっと安定してくるように感じます。
私はオタクをすることで人間が保てるのだなあ～と感じました。

まあもともと自由に好き勝手生きてきた人間なので、根が子どもだったり、嫌なことをうまく乗り越えられない部分も多くて、色々人間性に問題はありますが、なんとか社会の中で人間として生きていけるように、推したちの力を貸してもらおうと思っています。

普通に推してて楽しいですし。

私の中で「推しが頑張っているから私も頑張るぞ！」という気持ちは薄くて、「好き」をちゃんと発信できるオタク活動をできる時間があると、自我を保てて安心するんだと思います。

皆さんも健康に気を付けながら、善良なオタクであることを心掛け、オタク活動していきましょう～！！