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【食事編】子供の発達段階を復習

子供の発達を考えるシリーズ第4回目!
今回は食事編です。


第1回🔽


第2回🔽

第3回🔽


食事については今までも何度か記事を書いてきて、離乳食のことも、こどものお口マガジンにまとめています。


生まれてから母乳やミルクをを飲むことしか出来なかった赤ちゃん。

どのようにお口が発達していき、ご飯が食べられるようになるのかをまとめていきます。


🌱食べる機能の発達

▶︎〜2ヶ月頃

哺乳反射によって母乳・ミルクを飲む

哺乳反射には以下を含みます
 探索反射:唇に刺激を受けた方向に顔を向ける
 吸啜反射:口に入ってきたものを咥えて吸う
 嚥下反射:飲み込む
 舌挺出反射:固形物を口に入れると吐き出す


▶︎5〜6ヶ月

唇を閉じて食べられるようになる。
満腹になると顔を背ける、手で払うようになる。
反射的吸啜(サックリング)から随意的吸啜(サッキング)に変わる。

▶︎7〜8ヶ月

口の中が広くなり始めて、舌の動く範囲が広がる。
舌と口蓋(口の中の天井)で食べ物を押し潰すことができる。
自分でスプーンやコップを持とうとする。


▶︎9〜11ヶ月

下顎が左右に動き、歯茎ですり潰せる
舌が上下・左右・前後に動くようになり、食塊形成(飲み込むための塊)が上手になる
1人で食べようとする。
ご飯粒を摘んだり、掴んだりして食べる。

▶︎1歳〜1歳半


歯を使って食べ始める(前歯でのかじりとり)
手と口、舌と口唇が一緒に使える(協調運動)
スプーンですくおうとするが、食べられない時は手づかみ食べし、途中で遊び始める。

▶︎1歳半〜2歳

スプーンを口の中でひっくり返して食物を落とす
親指・人差し指・中指の3指でスプーンを持つ
手首の動きでスプーンの向きを変える
スプーンから落ちた物を他方の手で拾ってもう一度乗せる

▶︎2歳〜3歳

スプーンを手指で操作できる。

▶︎3歳

箸を使おうとする。



このように、唇や舌の機能も徐々に発達していって上手に使えるようになるんですね。


離乳食に関しては、現在の分類は

離乳初期(5〜6ヶ月くらい)
離乳食中期(7〜8ヶ月くらい)
離乳後期(9〜11ヶ月くらい)
離乳完了期(12〜18ヶ月くらい)

となっていますね。
この4期はあくまで目安です。

月齢で当てはめて進めると焦ってしまう要因となります。

その子のできる機能に合う形態で、少しずつ進めていく必要がありますね。


ここまで読んでくださってありがとうございました!

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