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【推し記事】離乳食のスプーン選び


離乳食に必須のスプーン。
ネットで調べても色々な情報が出てきて、結局めんどくさくなってもうどれでもいいのでは?となってしまいがち。

でもスプーンってめちゃくちゃ大事なんですよね。

赤ちゃんの口の大きさや発達に合わせて選ぶ必要があります。


ただね。
私も何度か調べてみたんですが、なんだかしっくりこない。

そんな中、言語聴覚士のゆうさんのはぐくみブログがすごくわかりやすかったので紹介したいなと思いました。


記事はダウン症のお子さんにおすすめのスプーンとなっていますが、口の機能の発達について丁寧に解説してくださっているのでとても参考になりました。

『初期』
唇を閉じてスプーンから食べ物を取り込む経験をさせるために、まずはボウル部の部分に食べ物が残らないような浅いスプーンを選ぶ


『中期』
唇をさらにしっかり閉じる力をつけていくために、初期よりももう少し深くボウル部に深みがあるものを選ぶ


『後期』
しっかりと唇を閉じる機能がついてきていればボウル部が深くて大きいものでもよいが、自分で食べる場合は大量にすくってしまう可能性があるので子供の口に合ったスプーンを選ぶ


口の機能のところだけを抜粋してすごく簡単にまとめてしまいましたが、私が知りたかったところはここだったんです。

他の記事を見ると、自分で食べたくなる時期になってくると柄が短いものに変えるというのは書いてるのですが、ここまできちんと口の機能とボウル部の大きさについて説明してある記事はなかなかありません。


いつまでも「平らで小さいスプーン」を用いる必要はないんですね。
食べ物の形態が変わっていくにつれて、スプーンも変更していく必要があるということが学べました。


また、成長に合わせてスプーンを変更すると、お子さんの口の大きさに合った一口量を入れることができますね。

これもゆうさんの記事の初期のところに書いてあります。

ボウル部が大きいスプーンを使うとどうしても一口量が多くなってしまうので、小さめを選ぶと一口の量が自然と適量に近く調整することができるとのこと。

確かに!間違いない。

お口に入れる量が多すぎると口から溢れてしまうだけでなく、飲み込みにくいことで誤った飲み込み方が癖ついてしまう可能性があることもしっかり説明してくださっています。

せっかく小さいスプーンを選んでも、山盛り盛ってしまうと意味がないので注意が必要ですね。


時間がない時や食事に飽きてきそうだと思うとつい多めにすくってしまいそうですが、そこは焦らずミルクやおやつで補うのがよいかもしれません。


私は成人でよく摂食・嚥下障害がある方のリハビリに介入しており、スプーン選びも慎重に行っていました。

選ぶ時は、閉じている唇にスプーンを当てた時に『左右の口角よりも小さいもの』を選ぶように心がけていました。

スプーンの1番大きな部分が左右の口角と同じかそれよりも大きな物だと、大人の場合は歯が生え揃っているか入れ歯があるので、口の中に入れる時に当たってしまうんですよね。

入れ歯に当たった場合、外れてしまってさらに食べにくくなってしまうので評価に入った時、スプーンの大きさは必ずチェックしていました。


この口角に合わせてみる選び方は離乳食のスプーンの大きさ選びにも使えるかなと思いました。

そろそろ後期食に移行する時期なので今回の記事を参考に、しっかりと息子に合わせたスプーンを選んでいきます!

ゆうさん、素晴らしい記事ありがとうございました。

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