岩井俊二さんになりたいと思った話

2020年10月25日
こんにちは、けんちきゅんです。
昨日、岩井俊二監督の「花とアリス殺人事件」を見たら、あまりにも素晴らしすぎて、岩井俊二さんになりたくなって、のおと なんてものを始めたくなって、名前もなんとなくけんちきゅんに変えてしまいました。いやあ、すごい。本当にすごいですね、岩井俊二監督は。

この映画(アマゾンプライムで無料で見られますよ)をツイッターの文体でざっくり言うとこんな感じになります。

花とアリス殺人事件
一言でいえば殺人の罪の意識にさいなまれ、ひきこもった女子中学生が学校に通えるようになる話。これも実に面白い。本作のラストでもまだ花は空想の世界を生きてる。だから花とアリスでも自分都合の嘘ばっかりをついてる。そんな花がやがて現実と向き合う。これは感動的

はい、よくわかりませんね。でも、別にわからなくたっていいんです。私はこの映画自体に、というよりもこの映画の原作・脚本・監督を担当された岩井俊二さんになんだかぶちのめされたような気がしたんです。圧倒的な実力差を感じて、絶望感を感じたんです。それと同時に「私は岩井俊二になりたい」というような野望が胸に湧き上がってくるのを感じました。私は岩井俊二になる、そのためにできることをする。くだらないことになんて時間を使うな。私はもっと強くなる。強くなるためにもっと時間と労力を使って、もっとずっと強くなる。

私は映画監督になろうとしているわけではありません。素晴らしい絵本や小説や音楽を作りたいと、なんとなく・漠然と・しかし、とても強くそう思っています。別にそれらを職業にしたいと思っているわけではありません。ただ、自分自身が納得することのできるそういった作品を作りたいと思っています。もっと言えば世の中のどんな作品よりも私にとって価値ある作品を作りたいと思っています。宇宙一の作品を作りたいと思っています。そのために私は岩井俊二さんにならなくてはいけない。くだらないことに時間を使っている暇はない。そんなことを私は真剣に考えました。

それだけです。おわり。今日もすてきな一日を。

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