#2 なぜテレビ制作会社に就職するのか
なぜこんなにもテレビ離れが叫ばれている中、テレビ業界に就職するのか。
僕は、来年からテレビ制作会社に就職する大学4年生22歳です。
まず、結論から言いますと
プロのお笑い芸人さんとお笑い番組を作りたいからです。
↑ この文言は、非常に重要です。
プロ お笑い芸人 お笑い番組
この三つが揃った番組を作るには、テレビ制作会社が一番の近道だと考えたからです。
正直、このこだわりがなく、ただ面白い動画が作れればいいと考えていたら制作会社は選ばず、Youtuberの裏方を目指していたと思います。(実際にYoutube作家なんて職業も生まれています)
僕は、お笑いが大好きです。
芸人さんを心の底から尊敬し、すごい才能を持った人たちだと思っています。笑わせることを仕事にしたかっこよ・・・
これ以上芸人さんたちへの愛を書くと、短編小説くらいになってしまうのでまた別の機会に書きます。。。
とにかく、芸人さんとただ笑える番組を作るのがテレビ業界に入る目的なので、テレビ制作会社を最初の一歩として選びました。
Youtubeというメディアを最初に選ばない理由
YouTuberは確かに若者からの人気が高く、視聴回数という目に見える結果で評価をされています。
さらに、YoutubeならAD(アシスタントディレクター)という下積みの期間を経ずに最初から制作のど真ん中を走ることが出来ます。※誤解のないように言っておくと、Youtubeでの成功を甘く見ているわけではありません。。。
しかし、僕は
人気が高い=おもしろい
ではないと考えています。
お笑いの能力だけでいえば、テレビに出演しているお笑い芸人の方が絶対に面白いと断言できます。
でも、僕の周りの友人は「○○のチャンネル観た?」「あのYouTuberの動画面白いよ」という話題ばかりで、テレビの話をしようともしません。
肌感覚でいえば、最近どんなテレビ番組がやっているか知られていません。知ろうとも思われていないと感じます。
面白い番組は深夜帯や、ネットで今も作られています。
Youtuberがやっている企画などは、過去にテレビでやっていたものや、既視感のあるものが多いと感じます。
でも、テレビをあまり観ない人ほどそれに新しさ・面白さを見出しています。
若者が、過去にもタピオカブームがあったことを知らずに最先端をいっていると思う感覚と同じだと思います。
それが悪いことだとは思いませんが、どんな番組がやっているか知らずにテレビはつまらないものと決めつけられてしまうのは、テレビが好きな人間として不本意な現状です。
あくまでも、芸人さんと自由度の高い番組をYoutubeでやるのは、大賛成です。
芸人さんが一番輝く番組を作るのが僕の夢なので、どこでやるのかではなく、誰とやるかが重要なんです。
芸人さんと多く接点を持てるのが、現状としてテレビなのでテレビ業界を選んでいるだけです。そこで芸人さんから信頼を得られるディレクターになり、その時代にあった媒体でお笑い番組を作る。僕の目的はそれだけです。
なぜ、テレビ局ではないのか
これは単純な理由で、テレビ局は制作ではない営業や事務的な仕事に就く可能性が十分にあるからです。制作に配属されても、バラエティではなく、ドラマや報道になる可能性もあります。
前述しましたが、僕はバラエティ・お笑い番組を作りたいです。
就職先も給料面ではなく、どんな番組を作っているかのみで選び、無事に第一志望に内定を頂きました。
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さらに、これは僕の推測ですが制作会社自身がYoutubeにチャンネルを持つなどのように、テレビ局の下請けという立場から離れる未来もあると考えています。現状、テレビ番組は8割方外部の人間(制作会社や派遣社員)が作っています。制作能力だけでいえば、十分に制作会社だけで番組は作れます。あとはどのようにして制作費を生み出すかが課題ですが、そのうちクリアできる問題だと思います。制作会社は、様々なメディア媒体が出来た今だからこそ、テレビ局に依存せずに下請けという立場から脱却すべきです。
・・・以上、テレビ業界の内情も知らない素人の意見でした。(笑)
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まだまだテレビについて書きたいことはありますが、脱線し過ぎたので今回はこれくらいにしておきたいと思います。
「なぜテレビ制作会社に就職するのか」という問いの答えは、
プロのお笑い芸人さんとお笑い番組を作るには、一番の近道だと思うから
でした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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