趣味 対 自分


お笑いが好きだ。
映画も、漫画とアニメも、小説も。
ヲタクとは言えないにしろ、日常に溶け込んでいるという意味で人並みより多少は知っている方ではあると思う。

趣味と差し向かうこちら側は、わたし1人でいい。趣味とわたしの間に誰も介在して欲しくない。受取り手はわたし1人でよくて、その創作物から受け取るものに他人の都合とか意思を組み込みたくない。
もちろん“わたしはこう感じたこれについて、あの人はどう思うんだろう?”はある。そういうときはその人に別で感想を求めればいいのだ。感想を得るための対価を払いたいとさえ思うよ。  


そんなような理由で創作物と対峙するとき常に1人でありたいわたしは、お笑いライブも映画館も当然の如く1人で行く。
わたしが抱いた感情は、純度100%でわたしにとっての大正解にしておきたいのだ。  

と言いつつよ?
推しの漫才衣装が新しくなったとき、エンドロールで好きな人が浮かんだとき、シャチのジャンプに心打たれたとき、山と空と海の色が眩しかったときなんかは、“あ、これ1人じゃない方が楽しかったかもな”と漠然と思う。

次は思い浮かんだその人を、勇気を出して誘ってみよう。

おおすかちゃんを!あなたの力で!生かしてたもれ!✌︎