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【英語多読】2021年上半期で洋書20冊読みました(前編)

こないだ読みおえた『Poison Study』今の僕にはレベルが高くて読み進めるのに難儀しちゃったですけれど、めちゃくちゃ面白かったです!

で、読了したあと数えてみたら、今年上半期(1月〜6月)で、20冊読んでいました。

と言ってもまだまだ児童書が中心です。

そんなわけで今日は、この半年間で読んだ洋書をご紹介しようと思います。いつも自分が読んだ本を紹介する時は、自分の頭の中や英語力がさらされるみたいでつらいんですが、その悔しい経験をバネにして、今後ももっともっと精進していきたいと思っています。ご笑覧ください。

1.Number the Stars】

年が明けてTOEICの試験が終わり、ようやく好きな多読に戻れる!と思って最初に選んだ一冊。ナチス・ドイツに絡む話なので、ちょっとしんどいですが、面白かったです。

【2.The Island of the Blue Dolphin】

こちらは絶海の孤島に一人ぼっちになって何年もサバイブしたという少女のお話です。

なんかずっとダレ場続きであんまりクライマックスっぽいものがこないお話だなぁと思っていたら、なんとこれノンフィクション(実話)だったっていう。知ってたら、もうちょっと読み方も変わってただろうなぁ、と思います。どおりでレポートっぽい文章だったわけだ。

【3.Factfulness】

この本は面白かったです。僕、こういうノンフィクションみたいなのが好きなんでしょうね。

あんまり面白かったので、記事一個書いちゃいました英語学習者の人、特に英検準一級とかTOEIC800点とかクラスを狙っている方には格好の学習素材になるんじゃないかな、と思います。ま、過去問とかやってるほうが効率は良いんだろうけど。

【4.Kira Kira】

この本と上の『Factfulness』は、北海道での仕事が大変だったさなか、一生懸命読んだ記憶があります。なんだか面白かったので、2回読んだ記憶がある。

戦時中のアメリカが舞台で、そこで暮らす日系人の話です。やっぱり差別とか、そういう描写もあるので、人によっては暗くてしんどくなるかもですが、感動できるし、英語は素直で読みやすいです。ニューベリー賞受賞作。

【5.Dustbin Baby】

Jacqueline Wilson の泣ける話。自分探しの旅、みたいなありふれたテーマですけど、タイトルが示唆しているように、設定が「ゴミ箱に捨てられた赤ん坊」なので読みたくなってしまいます。「コインロッカーベイビーズ(村上龍)」みたいで。

村上龍と違ってとっても素敵な(失礼)お話なので、万人におすすめできます。ただ、英語がちょっと難しいです。ネイティブの自然な表現が満載なので。こちらも2回読みました。

【6.The Giver】

今回紹介していく作品の中で一番好きかも知れないフィクションです。

The Giverっていう「職業」につくことになった男の子のお話ですが、めちゃくちゃおもしろかった。児童書版の「1984」(ジョージ・オーウェル)といった感じでしょうか。超管理社会を描いたモノって、なんかすごく惹かれます。

【7.American Pie】

ここから「ケイ・へザリ」という、昔NHKラジオ英会話の講師をしていたという女性のEssayになります。

この本、いろいろ良い評判を聞いて読み始めたんですが、アタリでした!面白かったので、こちらも記事に書きました。こういう良質な英語を速いうちから読んでいると英語ってすごく伸びると思います。語感が育つんですよね。

【8.Wonderful Alexander and the Catwings】

上の『American Pie』と合わせて、こちらはいま生活している群馬に来てから読み始めた本です。Kindle版がなくて、フィジカルなものを読んでいる、というのも上の『American Pie』と同じです。

ケイ・ヘザリさんのエッセイと、村上春樹が訳した本書、この時期に読んでいた英語って、ちょっとキレイで僕は好きでした。リラックスして読めるというか。やっぱり良質な英語って、すごく惹きつけられる何かがあります。何時間でも読んでいたくなる、そんな感じです。

【9.Catwings Return】

『Catwing』4部作の中の一つ。こちらも村上春樹が日本語に翻訳していて、講談社文庫で読むことができます。しかもS. D. Schindler のステキなイラスト付きで!

【10.Jane on Her Own】

『Catwings』シリーズが続きます。このJaneのお話、個人的には一番好きかも、です。まだまだ洋書の多読になれていない、と相方は、こういう映画を半日くらいかけてゆっくり読むのがいいんじゃないかな?と思っています。

★★★

そんなわけで、「2021年上半期で洋書20冊読みました(前編)」をお送りしました。明日は後編、4月以降に読んだ10冊です。群馬に来てからマインドフルネスメディテーションのインストラクタークラスの受講を再開したので、そちらの系統のものが多くなります。

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